肌の漂白剤として人気の美容成分ハイドロキノン。
シミに効果があると言われており、美白効果は美白成分として有名なコウジ酸やアルブチンの数10倍〜100倍と言われています。
しかし、かぶれや白斑ができる副作用をもつ成分なので使用方法をきちんと守る必要があります。
今回はハイドロキノンを使用するときの注意点とおすすめの商品7選をご紹介します。
ハイドロキノンとは?

肌の漂白剤と言われる美白効果をもつハイドロキノンは、肌のシミが気になる人におすすめの成分です。
欧米では20年以上前から使用されていて、日本でも2002年に認可されて市販の化粧品にも配合されるようになりました。
ハイドロキノンを使用する上での注意点
ハイドロキノンは刺激がある成分で、適切な管理をしないと十分な効果を得られない可能性があります。
まず、ハイドロキノンは濃度が高くなるほどかぶれを引き起こす可能性があるので、使用する前に腕などでパッチテストをして、異常がないことを確認してください。
次に、ハイドロキノンは紫外線にあたると逆にシミを濃くしてしまうので、日中は日焼け止め(SPF20以上)を塗るようにしましょう。
また酸化しやすい成分なので、冷蔵庫で保管をしてください。
市販のハイドロキノン化粧品を選ぶメリット
ハイドロキノンはさまざまな種類のシミに効果的だと言われています。
特に『老人性色素沈着』、『炎症後色素沈着』、『肝斑』の3つに効果的と知られています。
肝斑などは肌への刺激によってシミが増える可能性がありますが、ハイドロキノンは使用方法を守れば低リスクでシミ治療をおこなえます。
また、ハイドロキノンはメラニン色素の生成を抑制するため黒ずみの改善にも効果が期待できます。
ハイドロキノン化粧品の効果的な使い方
ハイドロキノンはトレチノインと併用すると、美白の相乗効果が得られます。
トレチノインは強力なメラニン排出効果がある成分です。
トレチノインで肌の内部にあるメラニンを表皮まで排出して、ハイドロキノンでメラニン色素の生成を抑えます。
ハイドロキノンの使用は基本的に1日1回夜の洗顔後がおすすめです。
顔全体の美白効果を求める場合は、化粧水や乳液で顔を整えたのち全体に、部分的なシミが気になるときはシミの部分に塗ってください。
ハイドロキノン化粧品を使う上での注意点
ハイドロキノンは副作用に注意する必要があります。
まずはかぶれです。
濃度が4%以上になると刺激が強くかぶれる可能性があります。
かぶれてしまった場合は、すぐに使用を中止し皮膚科を受診してください。
また、ハイドロキノンは長期的に使用すると白斑と呼ばれる皮膚の一部が白く斑点のように抜ける症状が現れる可能性があります。
3ヵ月以上使用しても効果が見られない場合は、使用を中止し他の治療を検討しましょう。
ドラッグストアで買える!市販ハイドロキノン化粧品おすすめ7選

今ではドラックストアでも手軽に手に入るようになったハイドロキノン。
刺激が強めの成分なので、敏感肌は濃度2%、集中ケアしたい人は濃度5%前後の化粧品を選ぶようにしましょう。
市販のハイドロキノン化粧品のおすすめ7選をご紹介します。
LANTELNO ホワイトHQクリーム
純ハイドロキノンを含む美容液をお探しの人にはLANTELNOのホワイトHQクリームがおすすめです。
効果が期待できる純ハイドロキノンを5%も配合していて、美白効果を感じたい人に使っていただきたい美容液です。
ハイドロキノンだけでなく、美肌に必須のビタミンCや肌のターンオーバーを促すビタミンA、保湿美容液など12もの成分を含んでいます。
販売場所が少ないのがネックですが、見つけたらぜひ買ってみてください。
旭研究所 業務用ハイドロキノンクリーム5%
大手ドラッグストアチェーン点で手に入るハイドロキノン美容液をお探しの人は、旭研究所の業務用ハイドロキノンクリーム5%がおすすめです。
夜の洗顔後、シミが気になる箇所に塗布します。
クリームタイプなので気になるスポットに塗りやすいのが特徴です。
一部口コミでは効果を感じづらいという意見も見受けられました。
しかし、大手ドラッグストアで取り扱いがあるので誰でも簡単に入手しやすい美容液としておすすめです。
旭研究所 業務用ハイドロキノン原液
同じ旭研究所から業務用ハイドロキノン原液も発売されています。
安定型ハイドロキノンより3倍濃厚なハイドロキノンを5%含み、水のようなサラサラなテクスチャーなので、肌質問わない使用感になっています。
他の美容成分が少ないため乾燥肌の人は保湿をしっかりとしてください。
劣化しやすいので冷蔵庫保管が必要ですが、1000円台で手に入りやすい美容液をお探しの人におすすめです。
大木製薬 アバンタイム トーンショットクリーム
ハイドロキノンの刺激が気になる人は大木製薬のアバンタイム トーンショットクリームがおすすめです。
この美容液はハイドロキノンと他の成分を組み合わせた安定型ハイドロキノンを5%含んでいます。
そのため、純ハイドロキノンに比べると効果は弱いですが、刺激が少ないので敏感肌の人も安心して使えます。
伸びがよいテクスチャーで肌に乗せるととろけて保湿をしてくれます。
デルミサ スキンフェイドローションV
デルミサのスキンフェイドローションVはハイドロキノンを含む化粧水です。
ハイドロキノンに加えビタミンCも配合されているので、日常使いにおすすめです。
他にも潤い成分をたっぷりと含んでいるので、内側から透き通るような肌が手に入ります。
化粧水であっても美容液と同じく朝の使用は控えた方がよいですが、1000円台で手に取りやすいお値段なので気になる人はチェックしてみてください。
ブレーンコスモス ハイドロナイト
肌へ優しい美容液をお探しの人は、ブレーンコスモスのハイドロナイトがおすすめです。
刺激が少ない5%の安定型ハイドロキノンやお肌に優しい和漢成分、ハリ・ツヤ・うるおいを与える植物由来成分を含んでいます。
さらに肌への優しさを考え、界面活性剤や合成着色料、パラベンなど8つの成分が無添加です。
内容量は少なめですが、1ヵ月で使い切れる量なので、安心して使えます。
旭研究所 ハイドロキノン石けん
全身の美白お手入れをしたい人には旭研究所から販売されているハイドロキノン石けんがおすすめです。
ハイドロキノンを含む石鹸が古くなった茶色い角質をピーリングしてまっさらな肌へしてくれます。
通常の石鹸と同じように顔や体のどこにでも使用可能です。
なんとダブル洗顔でメイクも落とせます。
美容液に比べると濃度は低いと思われますが、先に紹介したハイドロキノン美容液と一緒に使うことでより効果を実感できます。
まとめ

今回は、美白成分ハイドロキノンの特徴とおすすめの商品7選をご紹介しました。
ハイドロキノンはいくつかの注意点がありますが、使用方法を守れば美白効果を実感できる優秀な美容成分です。
ドラッグストアでも手に入れることができるので、気になる方はチェックしてみてください。
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