本記事では、化粧液の役割やおすすめの製品をご紹介していきます。
化粧水や乳液、美容液などならなじみ深くても、化粧液にはあまり馴染みが無いという方も多いのではないかと思われます。
そこで、化粧液の役割やおすすめの製品などを解説していきますので、これから使おうと思っている方などは是非とも参考にしてみてください。
化粧液とは
化粧液は、1本で化粧水と美容液の両方の効果をもつアイテムのことです。
オールインワンで2つの効果を1本で得られるため、スキンケアを簡単にしたい人におすすめでき、最近注目されているアイテムとなっているのです。
化粧水の3つの違い
化粧液は、化粧水と美容液の両方の美肌効果が得られるアイテムです。
2つの効果を1本で得られるため、スキンケアに時間をかけられない人におすすめ。化粧液は化粧水よりもしっとりとしたテクスチャーで、うるおいの持続力が高いのが特徴です。
化粧液の美肌効果は商品によって異なり、美白やリフトアップなどさまざまなものがあります。美容液よりも手ごろな価格で購入できるところも魅力です。
テクスチャーと使い心地
化粧液は非常に軽く、肌に瞬時に吸収されやすいのが特徴です。
少し粘度があり、しっとりとした使用感も特徴的で、乾燥肌や敏感肌の方に向いており、保湿力が高いものが多いです。肌に乗せた時にじっくりと浸透する感覚があり、潤いを長時間保つ役割を果たします。
とろみやジェル状のものは、肌表面に保湿の膜を作るような感覚があり、しっかりとした保湿が求められる夜のケアや乾燥しやすい季節に向いています。
肌にうるおいと美肌効果を与える化粧液はとろみのあるテクスチャーで、しっとりとした使い心地のものが多くなっています。
配合されている成分
化粧液と化粧水はスキンケアのアイテムとしてよく使われますが、その役割や配合されている成分には違いがあります。
化粧水は主に肌の水分補給を目的としており、肌をしっとりさせ、次に使う美容液やクリームの浸透を助ける役割があります。
そのため、ヒアルロン酸、グリセリン、アミノ酸などの保湿成分が多めに含まれています。
対して、化粧液には皮膚の水分を閉じ込めて乾燥を防ぐエモリエント成分や、コラーゲン、エラスチン、セラミドなど、肌の再生やハリを保つ成分なども配合されています。
使う順番
化粧液(エマルジョンや美容液)と化粧水はスキンケアの際に使う順番が異なります。
化粧水は洗顔後すぐに使います。目的は、肌に水分を補給して保湿の土台を作ることです。洗顔後の肌は乾燥しやすいため、まず化粧水で水分を補給し、次のスキンケアがより効果的に行われる準備をします。
化粧液は、化粧水で補った水分を逃がさないようにし、肌に必要な油分や美容成分を補給します。
エマルジョンは肌を保護し、バリアを作って水分を閉じ込める役割があります。また、美容液は栄養成分を肌に浸透させ、特定の肌悩みに対応します。
化粧液を選ぶポイント
化粧液も化粧水も、さまざまなものが販売されていますので、どれが良いのか迷ってしまうかもしれません。
ここでは、自分に合う化粧液・化粧水を選ぶ時のポイントを紹介しますので、どんなポイントを見るべきなのかぜひ参考にしてみてください。
保湿力
肌の乾燥が気になる人は、なんといっても保湿力の高いアイテムを選ぶと良いでしょう。
化粧液はとろみのあるしっとりしたテクスチャーであることが多いので、乾燥肌の人におすすめです。
肌のバリア機能を高めるセラミドや、肌にうるおいを与えるヒアルロン酸やシア脂などが配合されているアイテムがおすすめです。
保湿力の高い化粧液を使用すると、後から使う美容液やクリームの浸透がよくなり、効果が高まります。肌に十分な水分がある状態は、他の美容成分の吸収を助けます。
テクスチャー
肌質や肌の状態は人それぞれ異なるため、化粧液が肌にしっかりとなじむことが重要です。
使用感が良く、肌にスムーズに吸収される化粧液は、成分が効果的に作用しやすく、スキンケアの効果を最大化できます。
また、テクスチャーによって保湿力が変わることがあります。
軽いテクスチャーの化粧液は、さっぱりした使い心地で油分が少ない肌質や、夏場の使用に適していることが多い一方、重めの化粧液は乾燥肌や冬季に最適で、より長く保湿効果を保つことができます。
自分の肌に合った使用感を選ぶことで、潤いを実感しやすくなります。
保湿以外の成分
保湿以外の成分にも注目してみましょう。
例えば、しみ、そばかす、肝斑など美白ケアを目的として選ぶ場合は、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸、アルブチンが配合されているアイテムがおすすめです。
赤みや炎症など、肌荒れしやすいのがお悩みの方は、なるべく肌に優しく、炎症を抑える成分が入っているアイテムがおすすめです。肌のバリア機能を高めるセラミドや、赤みや炎症を抑えるアラントイン、グリチルリチン酸2Kが配合されているアイテムがおすすめです。
また、保湿成分だけでなく、美肌ケアができるかどうかも選ぶポイントの一つです。アルブチンやビタミンC誘導体などが配合されているタイプなら、シミや美白ケアもできます。
おすすめの化粧液7選
ここからは、本題であるおすすめの化粧液を7点ご紹介していきます。
成分や使い方などにもこだわりたい方におすすめできる製品を7点厳選してご紹介しますので、今化粧液を使おうか迷っている方は是非とも参考にしてみてください。
KANEBO カネボウ オン スキン エッセンス F
まずおすすめする化粧液は「カネボウ オン スキン エッセンス F」です。
ナノサイズのオイルを含んだ化粧液で、オイルを配合しながらもみずみずしい感触で乾燥環境から肌を守ってくれます。
オイル成分をナノサイズ化する乳化技術で、オイル配合ながらもみずみずしい感触を実現。発光するようなツヤうる肌へ導きます。
MAQUIAベストコスメ2020下半期 スキンケアライン部門 第1位など実績もしっかりと有している化粧液です。
リサージ スキンメインテナイザー DX
続いては「リサージ スキンメインテナイザー DX」です。
化粧水のようなみずみずしい心地よさ、乳液のような保湿感、そして、後肌のハリ感へ。化粧水と乳液の充実感を凝縮した「化粧液」だからこそのこだわりを感じられる1本です。
30年以上、 肌をうるおすコラーゲン研究を続けてきたリサージがたどり着いた独自の成分「コラーゲンケア成分SP」を配合しています。
DXは乾燥によってくすんで見える肌にうるおいを与えるブライトニング発想で、肌全体が透明感のある明るい肌にしてくれます。
イプサ ME 8
「イプサ ME 8」はみずみずしさとツヤが不足しがちで、全体的なカサつきがかなり気になる肌におすすめの化粧液です。
美しい肌と酸素の関係に着目し、まるで活力に満ちたようなハリ感とみずみずしく透明感あふれる肌へと導きます。
独自成分「OX-ME成分β」が細胞一つひとつをうるおいで満たし、まるで活力に満ちたようなぷるんと弾むハリ感とみずみずしく透明感あふれる肌へと導きます。
1人ひとり違う「酸素レベル」に応じたアプローチで、酸素リッチな時のすこやかな肌状態を目指し、変化にブレにくい安定感のある美しさを育みます。
無印良品 発酵導入化粧液
「無印良品 発酵導入化粧液」も立派な化粧液の一種です。
天然由来成100%にこだわった導入化粧液として展開されているスキンケアシリーズです。
うるおい成分として米ぬか発酵液、セラミドを配合しており、化粧水の前に使用し、保湿成分が角質層まで浸透しやすいなめらかな肌に整えます。
無香料/無着色/無鉱物油/弱酸性/パラベンフリーと肌に優しい設計で、発酵させることで得られるうるおい成分が、もっちりとしたハリのあるなめらかな肌に整えます。
発酵後得られた残渣から抽出した酵母エキスや米ぬかから得られる米ぬか油も配合しており、米ぬかの成分を余すことなく活用しています。
スキンハーモナイザー
「スキンハーモナイザー」もおすすめの化粧液です。
肌のバリア機能を低下させ、乾燥や肌あれの原因となる「悪玉化する皮脂」をトラップする化粧液です。
角層内の保水機能を担うケラチン線維に着目。ケラチン線維に水分を抱え込ませて、肌のうるおいを保つ。透明感のある明るい肌を形成してくれます。
水層:油層=98:2のバランス比率で、べたつかないのにみずみずしい肌感触を実現しています。
茶花の香り「ティートピア」をアクセントに、ベジグリーンとローマカミツレ、ユーカリのすっきり感のあるハーバルフローラルの香りも特徴的です。
花王 角層トリートメント 基礎化粧液
続いておすすめするのは「花王 角層トリートメント 基礎化粧液」です。
角層細胞までうるおい続ける、乾燥しがちな環境でも1日中うるおいが続き、しっとり柔らかな肌へ導くシリーズの化粧液です。
角層に浸透して水分保持機能の働きを補い、肌にうるおいを与え、保ちます。
肌なじみのいい、まろやかなテクスチャーも特徴的で、乳酸発酵成分や厳選した美容成分も多分に配合されています。
みずみずしい、クリアフローラルエナジーの香りで気分よく使い続けられるでしょう。
デュウ アフターグロウドロップ
最後におすすめする化粧液は「デュウ アフターグロウドロップ」です。
カネボウ化粧品独自開発成分のヒアロアクアヴェールを配合しており、ヒアルロン酸Na、アセチルグルコサミン、メチルセリンなどの複合成分です。
濃密なとろみ液が角層に浸透しながら広がり、肌表面でぴったり密着する保水膜に変化し、長時間うるおいを与え続けます。
ひたひたとしたうるおいの余韻に満たされるうちに、もっちりツヤのあるハリ肌を目指せます。
まとめ
本記事では、化粧液はどんなアイテムで、おすすめの製品とそれらの特徴などについてご紹介しました。
名前が似ている化粧液と化粧水ですが、使うタイミングや特徴は違います。
化粧水を使っているのに乾燥が気になる人や、乾燥しやすくなったと感じる人は、化粧液を使ってみてはいかがでしょうか。
気になった化粧液を是非とも取り入れてみてください。
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