40代になるとさまざまな肌の不調が出てきます。
特に気になるのはシミやくすみではないでしょうか?
シミは一度できると化粧品だけで完全に消すことは難しく、シミができない、出てこないよう予防が大切です。
今回はシミの基本的な対策とドラッグストアで購入できるおすすめのコスメ7選をご紹介します。
知っておきたい!シミ対策の基本

シミの予防といえば紫外線対策を思い浮かべる人も多いと思いますが、それだけではありません。
紫外線以外にも日々の生活や正しいスキンケアでシミの発生を抑えることができます。
ぜひ知っておきたシミ対策の基本をお伝えします。
紫外線対策
シミを予防するにはまず紫外線対策が大切です。
シミの元とのなるメラニンは本来有害な紫外線ダメージから私たちの肌を守ってくれていますが、紫外線を浴び続けて多量にメラニンが生成されると、うまく排出できずにシミを作り出します。
紫外線は雨でも曇りでも降り注ぎ、室内にも入ってきます。
シミの原因は紫外線なので、365日部屋にいるときも欠かさず日焼け止めを塗ってください。
生活習慣の見直し
生活習慣の乱れはシミを作る原因になります。
不規則な生活や過労で血行が悪くなるとメラニンの排出が遅れます。
ストレスを抱えるような生活を送ると、活性酸素が発生し、肌内部で炎症が起きて過剰なメラニンが生成されます。
また、シミとホルモンには関係性があり、バランスが崩れると肝斑ができやすくなります。
肌の健康を保つためにもバランスのよい食事と健康的な生活を心がけましょう。
正しいスキンケア方法を知る
バリア機能が悪い状態の肌は、紫外線の影響を受けやすいので、肌をしっかりと保湿することが大切です。
特に乾燥しやすい秋冬は、肌内部に炎症も起こりやすく、結果、シミができやすくなってしまいます。
紫外線量が多くない時期だからこそ、美白成分の入った化粧品でしっかりとケアをしましょう。
また、スキンケアで肌をこするような摩擦もシミの原因となります。
肌をやさしくいたわるようにケアをしてください。
選ぶポイント

シミ対策には美白成分が入った化粧品を選ぶことが大切ですが、各社さまざまな美白成分を開発しています。
各成分の特徴と選ぶポイントをご紹介します。
美白有効成分
美白有効成分の効果は大きく分けて3つあります。
メラニンの生成を妨げるもの、メラニンを還元、つまりシミを薄くするもの、肌のターンオーバーを整えてメラニンの排出を促すものです。
メラニン生成の阻害はカモミラET、トラネキサム酸・アルブチン・コウジ酸・エラグ酸・ビタミンC・4MSK・マグノリグナン、メラニン色素の還元はビタミンC、メラニン排出はエナジーシグナルAMPとリノール酸が効果あります。
メラニンに対する働きが異なるので、化粧品を買うときは成分表と一緒にチェックしてみてください。
価格
美白を謳った化粧品はデパコスからプチプラまで幅広くあります。
また、成分には医薬部外品と化粧品がありますが、医薬部外品は厚生労働が認めた有効成分が規定量配合されている一方、化粧品は成分や配合量の規定がありません。
医薬部外品の化粧品であればデパコス・プチプラどちらも有効成分が一定量は配合されているので、美白効果に優劣はありませんが、デパコスは成分の質や使用感にこだわっている分、価格が高くなります。ご自身の予算にあった化粧品を選んでください。
化粧水、美容液、クリームなどの種類
シミに重点的に効かせたいのであれば、美容液だけでなく、化粧水やクリームも合わせてラインナップ使いすると効果的です。
シミの原因メラニンを排出するには、あらゆる方向からのアプローチが大切なので、異なる有効成分を含むスキンケアを選ぶとよいです。
もし、美容液を二種類使用する場合は肌への浸透性を考え、水溶性→油性の順番で使ってください。
肌が敏感な人は美容液だと刺激を感じる可能性があるので、美白効果のあるクリームを使うなどして調整してください。
ドラッグストアで買える!シミ対策おすすめコスメ7選

近年、ドラッグストアで手軽に買えるシミ対策化粧品もたくさん出てきました。
なかには医薬部外品を含んだ有効性が認められている化粧品も販売されています。
今回はドラッグストアで買えるシミ対策商品をスキンケアだけでなく、コスメまで幅広くご紹介します。
白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水
1つ目におすすめするシミ対策化粧品は白潤プレミアム 薬用浸透美白化粧水です。
医薬部外品の化粧水は美白の有効成分トラネキサム酸を含み、他にも抗炎症作用があるグリチルリチン酸ジカリウム、整肌保湿成分ビタミンCやビタミンEを含んでいます。
さらにヒアルロン酸の約100分の1以下サイズのナノ化ヒアルロン酸が紫外線でダメージを受けた肌を角層までしっかりと潤してくれます。
人によってヒリツキを感じるかもしれませんが、手に取りやすい価格帯の化粧水です。
ちふれ 美白VC&AR
美白効果を実感したいのなら2つの有効成分が配合された化粧品を選ぶと異なるメカニズムでメラニンにアプローチできます。
なかでもちふれの美白VC&ARは安定型ビタミンC誘導体とアルブチン2つの有効成分を含んでいます。
リーズナブルなお値段で2つの有効成分を含んでいる化粧水は他にありません。
美白に特化した化粧水なので、抗炎症作用はありませんが、Wの有効成分を処方している化粧水をお探しの人におすすめです。
dプログラム ブライトニングクリアローション
敏感肌の人はdプログラムのブライトニングクリアローションがおすすめです。
dプログラムは誰の肌にも存在する『美肌菌』に着目して作られています。
無香料、無着色、アルコールやパラベンは無添加など低刺激設計にも関わらず、トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムの2つの有効成分を含んでいます。
さらに保湿成分として酵母エキスGLを配合し、しっかりと肌をうるおしてくれます。
プチプラのなかではお値段が高いですが、敏感肌の人へおすすめしたい化粧水です。
HAKU 薬用美白美容液メラノフォーカスEV
2種類の美白有効成分が含まれた美容液をお探しの人はHAKUの薬用美白美容液メラノフォーカスEVがおすすめです。
メラニン細胞の活性化を抑えるm-トラネキサム酸とメラニン色素の過剰生成を抑制する4MSKを配合し、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防いでくれます。
特に医薬部外品に分類される4MSKは資生堂の長年の開発によって生み出された独自の成分です。
ドラッグストアのなかではお値段がお高めですが、資生堂の研究技術を盛り込んだ美容液はしっかりと効果を実感できます。
魔女工場 ガラクトナイアシン2.0エッセンス
魔女工場のガラクトナイアシン2.0エッセンスは手に取りやすい価格帯の美容液です。
韓国で大人気の美白美容液ですが、最近ではドラッグストアでも取り扱いがあります。
某デパコスメーカーにも配合されている天然酵母のガラクトミセス培養液を93.69%高濃縮配合し、お肌のキメ、肌のトーンアップをしてくれます。
さらにナイアシンアミドも含まれているコスパ最強の美容液です。
売られている場所は限られていますが、1本使い切る頃には肌のトーンアップを実感できる美容液です。
富士フイルム ASTALIFT ホワイトアドバンスドクリーム
クリームは複数の有効成分を含んでいるものはほとんどないため、美白以外のサポート成分が入っているかが重要です。
なかでもおすすめは富士フイルムのASTALIFT ホワイトアドバンスドクリームです。
トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウムの2つの有効成分でシミ・そばかす、肌荒れを防ぎつつ、ASTALIFT独自のナノマルチショットがさまざまなくすみ要因に対応して保湿をしてくれます。
他にもうるおいとハリを与える成分を配合することで多角的に40代の肌悩みにアプローチしてくれます。
ALLIE チークUV
紫外線対策におすすめの日焼け止めはALLIEのチークUVです。
チークの代わりになる色のついた日焼け止めで、シミになりやすい頬の高い位置に仕込むことで紫外線をブロックします。
メイクの上から塗ることができるので、塗り直しにちょうどよく、汗・皮脂・こすれに強い処方になっています。
さらにSPF50+、PA++++、スーパーウォータープルーフ処方なので、日差しが強い時期もしっかりとブロックしてくれます。
部分使いにはなりますが、日焼けしやすい頬の紫外線対策におすすめです。
まとめ

今回は、40代になると気になるシミ対策の基本とドラッグストアで購入できるコスメをご紹介しました。
美白系化粧品は各社販売していて、数多くの商品があります。
多角的にシミにアプローチをするには異なる美容成分を使った方が効果を実感しやすいので、商品を買うときは有効成分をチェックしてみてください。
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