ビタミンAの一種であるレチノールは、肌に強く作用するビタミンとして以前から注目されています。
そのレチノイン酸(レチノール)はにきびの外用薬など使用されてきました。
にきび以外にもシワやシミへ改善にも効果を発揮します。
今回はレチノイン酸が配合されたレチノール美容液をご紹介していきます。
レチノール配合の美容液とは?
レチノール美容液と一括りにしても、お肌の悩みや改善したいトラブルにより様々な種類があります。
ご自身の肌に合った美容液を選べるよう、まずはじめにレチノール美容液の選び方を解説します。
レチノール配合の美容液の効果とは
ビタミンAであるレチノールですが、様々な効果を発揮します。
安定性が高く、肌への刺激が低いパルミチン酸レチノールと酢酸レチノールは、主にエイジングケア化粧品に配合されています。
次にレチノールは、美容皮膚科では肌質の改善によく使われており、肌への刺激を抑えながら小じわの改善やハリツヤが欲しい方にも効果があります。
そして、トレチノインは、深いしわやたるみなどの抗老化治療において効果的で、シミやニキビなど皮膚疾患の治療にも役立れています。
レチノール配合の美容液のおすすめな使い方
レチノールを使うと、ターンオーバーが促進されて肌が乾燥しやすい状態になります。
レチノール使用中は、しっかりと保湿ケアを行うのがおすすめです。
また、レチノールは紫外線、空気、温度などで簡単に劣化してしまう成分です。
朝にレチノールを使用しても日光によって簡単に不活化してしまうため、夜のみの使用をお勧めしています。
最初は週に1.2回のスペシャルケアとしてレチノールを取り入れ、慣れてきたら徐々に回数を増やしていきましょう。
レチノール配合の美容液のおすすめな選び方
レチノールは肌に慣れるまで「レチノイド反応」と言われる赤みや皮むけなどが出る場合があります。
高濃度であるほどこの反応が出やすいため、低濃度から始めるのがおすすめです。
レチノール美容液に濃度が書かれている場合は、1%くらいを目安に選びましょう。
また、レチノールの種類は「パルチミン酸レチノール」か「酢酸レチノール」など肌に優しい種類から始めてみましょう。
レチノールを使い始めるとターンオーバーが活発になるため、乾燥しやすくなります。
高保湿成分が配合された美容液を選び乾燥から肌を守りましょう。
レチノール配合の美容液おすすめランキング10選!
レチノール美容液のおすすめをランキング形式で10種類紹介していきます。
レチノール以外にも自身の肌悩みやトラブルに合わせて最適なものを選ぶようにしましょう。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。
なめらか本舗 リンクルアイクリーム N
滋賀県産丸大豆たまほまれ使用の豆乳発酵液に加え、ピュアレチノールやレチノール誘導体を配合。
さらに、目元ふっくら美容液にも配合しているビタミンE誘導体(TPNa®)も配合し、年齢の出やすい目元もしっかりケアします。
密着ポリマーがお肌の上で均一な膜を形成し、もっちりとハリのある目元に導きます。
無香料・無着色・無鉱物油で肌に優しい使い心地で、プチプラなので、気軽に始められるのもポイント。
化粧水や乳液、保湿クリームなどのエイジングケアラインでの使い方だと更に効果が期待できます。
キールズ レチノール美容液
キメの乱れ、ハリ感の低下といった「疲れた印象」をもたらす要因にアプローチする、キールズのレチノール美容液。
独自開発の整肌成分であるマイクロレチノールが、時間差で徐々に肌に働きかけるため刺激を感じにくい美容液です。
レチノールのほか、整肌成分のナイアシンアミドやペプチド、保湿成分のセラミドやヒアルロン酸も入っています。
ハリ、しわ、毛穴など大人の肌悩みに効果があり、使い方次第でトラブルケアが可能です。
イニスフリー レチノール シカ リペア セラム
レチノール(整肌成分)とシカ成分配合で肌トラブルを防ぎ、つるんとなめらかなピュア肌に導く美容液 です。
アシアチコシド、マデカシン酸、アシアチン酸(全て整肌成分)が乾燥による肌荒れを防ぎます。
敏感肌の方にも効果的で使いやすい低刺激処方です。
乾燥肌や、繰り返す肌トラブルが気になる方、なめらかな肌を目指す方におすすめです。
&. マイスキンケア美容液 レチノール
こちらも無色透明、無臭、トロッとしたみずみずしいテクスチャーのレチノール美容液です。
少量でもスイスイ伸びて角質層に素早く浸透し、コスパよく使えるのでリピートしやすい美容液です。
シワやたるみの改善効果が期待できます。
4つの質問に答えるだけで12種の美容液からご自身のおすすめの美容液とスキンケアのポイントがスマホで簡単にチェックできます。
まずは、スキンチェックをしてから美容液を選んでいただくのがおすすめです。
アクアレーベル バウンシングケア ローション
大人の肌悩みにまとめてアプローチするアクアレーベルバウンシングケア ローションです。
パルミチン酸レチノールやヒアルロン酸、トラネキサム酸などが配合されているので、乾燥・ハリ・シミに効果的で、透明感のあるツヤ肌へ導く高機能化粧水です。
増える悩みをまるごとケアしてクリアで弾む肌へ導きます。
アクアレーベルシリーズはドラッグストアで気軽に購入でき、美容液との併用で効果を発揮します。
ちふれ 薬用 リンクル美容液
シワ改善、シミ予防、肌あれケアが1本ででき、しっとりなめらか、透明感のあるキメつや肌へ導く美容液です。
有効成分ナイアシンアミドが、肌あれを防ぎ、美白ケアしながらシワを改善します。レチノールに似たような効果を発揮し、肌トラブルの改善に繋げます。
保湿成分ヒアルロン酸配合で、肌表面(角層)の水分を補い、肌にハリとうるおいを与えます。
とろける高保湿のミルクタイプの全顔用美容液で、使い方は化粧水のあとこれ1品でもしっとり。
ルシフェル アイクリーム
ビタミンAの一種であるレチノール化粧品は、妊娠中に使用すると副作用が出るという噂があります。
しかし、危険な可能性があるのはサプリメントや添加物のレチノールであり、化粧品に含まれているものは心配ありません。
レチノールを使ってみたいけれど刺激が心配なら、低刺激の化粧品がおすすめです。
ルシフェルのアイクリームは刺激性の少ないパルミチン酸レチノール が主成分なので、妊娠中やデリケートでお肌の弱い方でも安心して効果を期待できる美容液です。
クリームと併用した使い方がベスト。
ビーグレン QuSome レチノA
- レチノイン酸トコフェリル
- レチノールプラス
- パルミチン酸レチノール
ハイブリッド型ビタミンA+E配合の美容液で、乾燥やシワに効果的です。
繊細で壊れやすいビタミンAを、独自の浸透テクノロジーQuSomeの極小カプセルで包み込むことで、角層内深部までじっくり浸透。
3種類の高濃度のレチノールが配合されているので、肌に合わない方はすぐに使用を止めてください。
レチノール上級者の方におすすめです。
レチノール シカ リペア セラム
韓国で発売直後に完売した今話題のレチノール美容液です。
肌をなめらかにするレチノールと、うるおいを与えてくれる済州島産の植物由来のヒアルロン酸、セラミドNP、CICAコンプレックスを配合して、マイルドな使い心地を実現します。
肌のキメを整えて健やかな状態をキープし、毛穴や角質ケアにも効果的でエイジングケアをしたい方におすすめです。
べたつかず、スッと馴染むウォータリーテクスチャーで使い心地抜群です。
ゼオスキン デイリーPD
スキンケアの分野で世界的に高い評価を受けている「ゼイン・オバジ医師」の、35年以上にわたる研究から誕生したスキンケアプログラム。
レチノールやトレチノインを高濃度で含んだ効果重視のスキンケアのドクターズコスメです。
デイリーPDは肌刺激が少ないパルミチン酸レチノールや、マトリキシル3000というコラーゲンとヒアルロン酸の生成を促す2種類のペプチドが入っており、保湿力が高い美容液です。
なめらかな使い心地で、肌のハリ・ツヤを高めたい方や、肌ダメージをケアしたい方に効果的。
まとめ
おすすめのレチノール美容液をそれぞれの肌トラブルも踏まえて紹介してきました。
ご自身に合う化粧品は見つかりましたか。
大切なのは、初心者の方は低濃度の化粧品から慣らしていくことです。
そして肌荒れやトラブルが見受けられたらすぐに使用を中断しましょう。
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