本記事では、美容液と乳液の違いや重要性、おすすめの製品をご紹介します。
化粧水と並んでベーススキンケアに欠かせないアイテムですが、どちらにどんな効能があるのかや、重要性なども詳しく分からない方も多いでしょう。
それぞれの役割や効果などについて詳しく解説しますので、気になっている方は是非とも参考にしてみてください。
美容液と乳液、それぞれの役割
スキンケアアイテムにはさまざまな種類があるため、「乳液、美容液のどれが大事なのか」「どちらかだけ使えば良いのか」などと疑問に思う人もいるでしょう。
まずはそれぞれの役割や効果などについて解説していきます。
美容液
まず美容液はシワや美白、ニキビ予防など特定の肌悩みにアプローチできるアイテムです。
肌悩みに合わせて美容成分が高配合で含まれています。特定の美容効果に特化して作られているかどうかが、化粧水や乳液との違いです。
また、化粧水で補給した水分が蒸発しないよう、肌にとどめる役割も兼ね備えています。
美容効果が高いため、ほかの化粧水や乳液は必要ないと考える人もいるかもしれません。
しかし、アイテムごとに役割と効果が異なるため、複数のアイテムを組み合わせることでより美容効果が発揮されます。
乳液
乳液には水分と油分の両方が含まれており、化粧水や美容液で補った水分と美容成分が蒸発しないよう、蓋をする役割があります。
化粧水の水分は時間が経つと蒸発してしまいます。そのため、せっかく保湿をしてもそのままにしておくと逆に乾燥を招きかねません。
そこで、油分がバランスよく配合された乳液を使用することで、膜を作って水分の蒸発を防ぎ表面を保護します。
また、乳液は硬くなった角層をほぐすことにも有効です。乳液を使わなければ、肌がごわついてしまう恐れもあります。
美容液と乳液、どちらが大事？
スキンケアにおいて、美容液も乳液も欠かせないアイテムであるということがお分かりいただけたかと思われます。
では、両方が一緒にある時、一体どちらが大事なのか、という点について気になる方も多いでしょう。
結論としては、肌の状態などによって左右される部分が大きいです。
乾燥が気になる方
肌が乾燥している場合に乳液が重要な理由は、保湿効果を高めて肌の水分を保つためです。
肌は水分を保持する力が弱いため、外部環境の影響で水分が蒸発しやすくなります。乳液は肌にバリアを作り、水分の蒸発を防ぎます。
乾燥肌は油分も不足していることが多いですが、乳液には適度な油分が含まれているため、肌の油分と水分のバランスを整えます。
乾燥すると肌は硬くなりがちですが、乳液の保湿成分が浸透することで、肌が柔らかく保たれ、キメが整います。
シワやたるみが気になる方
美容液は、他のスキンケア製品に比べて高濃度の有効成分が含まれており、肌の深部まで浸透しやすいため、特定の肌の悩みを集中的にケアするのに適しています。
例えば、コラーゲン、ヒアルロン酸、レチノール、ビタミンCなどの成分が、肌の弾力やハリを保つのに役立ちます。
これらの成分は、肌に栄養を与え、ターンオーバーを促進し、しわを目立たなくする効果があります。
また、美容液には、アンチエイジング成分が豊富に含まれていることが多く、特に加齢によるダメージに特化した製品が多くあります。
これにより、たるみやしわを引き締める効果が期待できます。
ニキビや肌荒れが気になる方
美容液は、特定の肌悩みに対する有効成分が高濃度で配合されています。
例えば、ニキビには抗炎症成分や抗菌成分が含まれている美容液があり、これらの成分が直接的に肌の問題を改善します。
一般的な化粧水やクリームよりもターゲットを絞ったケアができる点が特徴です。
肌のターンオーバー（新陳代謝）が乱れることで、ニキビや肌荒れが長引くことがあります。
美容液には、ビタミンCやレチノールといった成分が含まれている場合があり、これがターンオーバーを促進し、早く肌を再生させる効果があります。
美容液と乳液の成分
実際に使ったことのある方は、美容液と乳液ではかなり使用感やテクスチャが異なっていると感じたことがあるかと思われます。
配合されている成分が大きく違っているのがその理由の1つとなっていて、ここからはそれぞれでよく配合されている成分についてご紹介します。
美容液
美容液には、肌を保湿・美白・エイジングケアなど、様々な目的に応じて効果を発揮する成分が多く含まれています。
例えばヒアルロン酸が代表的で、肌に水分を保持する保湿成分です。肌に浸透して、しっとりとした潤いを与え、乾燥を防ぎます。肌の弾力を高め、ハリを持たせる効果も期待できます。
加えて、コラーゲンは、肌の弾力やハリを保つために重要なタンパク質です。加齢とともに体内のコラーゲンが減少するため、外から補うことでシワやたるみのケアに役立ちます。
それ以外にも、ビタミンC誘導体やレチノールと言った美白、エイジングケア効果が期待できる成分も配合されています。
乳液
乳液には、肌の保湿やバリア機能をサポートするためのさまざまな成分が含まれています。
特によく使われる成分として「セラミド」、「スクワラン」、そして「コラーゲン」が挙げられます。
セラミドは、肌の角質層に存在する脂質の一種で、細胞間脂質とも呼ばれます。肌のバリア機能を強化し、水分の蒸発を防ぐ役割を果たします。
スクワランは、天然由来の油分で、ヒトの皮脂にも含まれる成分です。保湿力が高く、肌に優しくなじみやすいのが特徴です。
コラーゲンは、皮膚の真皮層に存在するタンパク質で、肌の弾力性とハリを保つために必要です。主に外部から肌に補給することで、保湿効果を高める目的で使用されます。
美容液と乳液の使い方
乳液と美容液は、スキンケアの重要なステップですが、それぞれ役割が異なり、効果的に使うためには順序や方法が大切です。
まず美容液は、化粧水の後に使用します。化粧水で肌を整え、うるおいを与えた後、肌の奥深くに美容成分を浸透させます。
特に気になる部分には、重ねて使うと効果的です。
そして乳液は、美容液の後に使います。美容液が肌にしっかり浸透した後、乳液を重ねることで、水分と栄養を肌に封じ込めます。
特に乾燥しやすい部分（頬や口周りなど）に丁寧に塗ることが大切です。
美容液と乳液のおすすめ商品7選
ここからは、美容液と乳液それぞれのおすすめ製品をご紹介していきます。
両方ともスキンケアに欠かせないアイテムであるからこそ、こだわりたいと思っている方も多いことでしょう。
人気の高いおすすめの製品をご紹介していきますので、是非とも参考にしてみてください。
無印良品 敏感肌用乳液
まずおすすめする乳液は、無印良品の敏感肌用乳液です。
敏感肌向けスキンケアシリーズの高保湿タイプの乳液です。
うるおい成分(植物エキス・セラミド・アミノ酸)を配合し、すこやかな肌へと導きます。
角層へ浸透しやすいオリーブ果実油・ハイブリッドヒマワリ油などのオイル成分も配合し、かなり油性成分が充実しています。
優れた水分キープ力があるので、敏感肌でも使いやすいです。「肌になじむまでやや時間がかかる」という声もありますが、数分経過するとサラッとした質感に変わり、肌になじんだあとのベタつきは気になりにくいです。
肌ラボ 極潤 薬用ハリ乳液
続いては「肌ラボ 極潤 薬用ハリ乳液」です。
エイジングケアにこだわった極潤シリーズとして展開されている乳液です。
有効成分ナイアシンアミドと、3種のヒアルロン酸を配合しています。
年齢を重ねた大人の肌すみずみまでうるおいを与える薬用乳液は、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ効果を発揮します。
ヒアルロン酸の２倍の保湿力を持つスーパーヒアルロン酸も配合されており、どんな年代の方であっても肌の潤いを保ちます。
NILE ディープエマルジョン
続いておすすめする乳液はメンズ向けアイテムで「NILE ディープエマルジョン」になります。
スキンケアで潤した肌の上に水分蒸発を防ぐ膜を形成し潤いに蓋をすることで、1日中潤う肌へと導きます。
脂性肌 敏感肌 にも使用していただけるサラサラの仕上がりです。
オイル成分が一般的な分子量の50％以下の分子サイズをしているため、肌馴染みが良くベタつきを感じにくい仕上がりとなっています。
ツボクサエキスを配合することで、肌を潤すだけでなく、肌トラブルを穏やかに導きます。
HABA スクワラン
ここからはお勧めの美容液のご紹介で、HABAのスクワランは化粧水の後に一滴使用する人気美容液です。
化粧水の後に使うことで、潤いを閉じ込める効果があります。
無添加なので、20代以降の幅広い人が使える安心の商品になっています。
そのためプレゼントに向いていますね。
普段のスキンケアに一滴プラスするだけなので、いま使っている化粧水をそのまま使えるのも良いです。
1本で3ヶ月使えるのもコスパいいですよね。
予算1,000円の時の美容液は、スクワランが良いかと思います。
リポソーム アドバンストリペアセラム
コスメデコルテで評判の良い人気美容液が、リポソーム アドバンストリペアセラムです。
化粧水ではなく、導入美容液となっているので、クレンジングや洗顔後にスキンケアの一番最初に使ってください。
こだわり抜かれた美容成分を贅沢に抱えた0.1ミクロンの超微細なマイクロカプセルが、一滴に1兆個入っています。
詰め替えがある商品なので、長く使い続けられるところも良いですね。
30代以降の肌に特におすすめな美容液となっています。
ピュアショットナイトセラム
ピュアショットナイトセラムは、デパコスのサンローランの美容液の中でも特に口コミが良く、人気美容液となっています。
毛穴やくすみ、エイジングケアなど幅広く対応してくれる効果がある美容液です。
整肌成分であるボタニカルエキスが配合されているので、毛穴レスにとてもおすすめ。
使い方としてはナイトセラムなので、夜のスキンケアの時に化粧水の後に使ってください。
初めて使う人はピリピリするかもしれないという口コミがあったので、店頭で試してみるのも良いかと思います。
ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲル スーパーセンシティブ
最後におすすめするのは、ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲル スーパーセンシティブです。
乾燥・肌荒れ・ニキビ・キメの乱れを繰り返す肌にアプローチする、オールインワンタイプのジェルです。
季節の変わり目や花粉など、外的刺激でゆらぐ敏感肌におすすめです。
「ヒト型セラミド」が外側から守り、「浸透型アミノ酸」が肌内のセラミドをチャージします。
テクスチャがクリーミーなので、肌を摩擦しません。
敏感肌に必要な水分を与えながら、トラブルを繰り返す肌の土台を整え、守り、肌荒れや乾燥、ニキビを防いで健やかな素肌へ整えます。
まとめ
本記事では、美容液と乳液の違い、そしておすすめの製品をそれぞれご紹介しました。
スキンケアにおいて欠かすことのできないアイテムだからこそ、どんな効果を発揮するのかをしっかり覚えておくのが大切です。
若い方からエイジングケアが気になる方まで欠かせないアイテムであることは変わりありません。
是非とも自分の肌に合う製品を探してみてください。
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