化粧水を選ぶ時に気を付けていることはありますか。
自分の肌に合うか、継続して使えるか等、人それぞれかと思います。
肌の状態は人それぞれですが、多くの人が乾燥を防ぐために保湿力の高い化粧水を選ぶことが多いようです。
今回は40代、50代におすすめの高保湿の化粧水と、買う時の選び方をまとみてみましたので、参考にしてみてください。
40代・50代女性が保湿化粧水を選ぶ際のポイント

40代・50代と言えば、しみ、たるみ、乾燥といったように様々な肌に関するトラブルや悩みが出てくるものです。
そうした顕在化した悩みに対して、どういった対応をするのか、化粧水を選ぶ際にもこれを考えるのが重要となっています。
保湿力
まず、何といっても欠かせないのが保湿力です。
50代は、肌にエイジングサインを感じ始める年代。
肌の乾燥、シワやハリ不足、シミ、毛穴のたるみなどが気になり始める人が多いです。
化粧水には保湿する役割があり、乾燥して硬くなった肌を潤して柔らかくできます。
そもそも化粧水は肌に水分を与えて保湿するのが目的のスキンケアアイテムですから、保湿力に着目するのは自然な話です。
特に乾燥気味な肌質の方などは、コラーゲンなどをはじめとした保湿成分の有無をしっかりチェックしてみましょう。
浸透力
40代、50代の肌は、加齢に伴う変化によって水分保持力やターンオーバー機能が低下しやすくなります。
そのため、化粧水を選ぶ際に「浸透力」を重視することが非常に重要です。
大きな理由として、肌の水分保持を担う天然保湿因子(NMF)やセラミドの量が減少し、乾燥しやすくなることが挙げられます。
浸透力の高い化粧水で肌の角質層にしっかりと水分を届けることで、乾燥を防ぎ、潤いを保つことが可能になります。
浸透力が高い化粧水は、肌をしっかりと整え、次に使う美容液やクリームの効果も高めるので、スキンケア全体の質を向上させる効果もあることから、見逃せない効力になっているのです。
肌へのやさしさ
肌質をチェックするのも重要なポイントです。
年齢を重ねると、肌のバリア機能が弱くなり、水分が蒸発しやすくなったり、外部の刺激に対する抵抗力が低下します。
刺激の強い成分を含む化粧水を使用すると、乾燥や炎症、かゆみなどのトラブルが起こりやすくなります。
加えて、刺激の強い成分は、シワやたるみを悪化させる原因となることがあります。
肌に優しい化粧水を使うことで、肌を落ち着かせ、老化のサインを最小限に抑えることができます。
エイジングケア効果
年代的にエイジングケア成分の有無についても確認しておきたいところ。
アンチエイジング効果のある化粧水であれば、シワやハリ不足、シミ、毛穴のたるみといった年齢肌の悩みに対して効果的な成分を配合しているものも多いです。
肌悩みに合わせて、50代向け化粧水を選ぶことが大切です。自分の肌悩みに特化した成分が配合されている化粧水を選びましょう。
しみ、たるみなどをはじめとして、アンチエイジングを行う対象も様々です。
悩みに対して効果的な成分が配合されているかもチェックしてみましょう。
化粧水を選ぶ上での注意点

化粧水と一口に言っても、様々な製品が展開されています。
若くない肌に対して使用する以上は、健康的に使い続けられる製品であるかどうかも重要となってきます。
続いて、化粧水を選ぶ際のいくつかの注意点をご紹介します。
自分の肌質に合ったものを選ぶ
肌質に合わない化粧水を使用すると、肌に刺激を与え、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
肌に合った化粧水を選ぶことで、肌トラブルを防ぐことができます。
皮脂分泌や水分保持能力など、肌質は個人差があります。
肌に合わない化粧水を使用すると、肌のバランスが崩れ、乾燥、オイリー、敏感などの問題が生じる可能性があります。
適切な化粧水を使うことで、肌のバランスを維持できます。
肌に合ったスキンケア製品を使うことは、長期的な肌の健康をサポートします。
肌に合った化粧水を選び続けることで、肌の状態が良好な状態を維持しやすくなります。
季節や肌の状態に合わせて使い分ける
40代、50代では、肌の水分保持能力や皮脂分泌量が低下し、乾燥しやすくなる傾向があります。
このような変化は、季節や体調によってさらに影響を受けるため、以下のような使い分けが必要です。
乾燥する冬や肌がかさつく時期:高保湿タイプの化粧水(ヒアルロン酸やセラミド配合)を選ぶことで、乾燥による肌トラブルを防ぎます。
湿度が高い夏や皮脂が多い時期:さっぱりタイプの化粧水(ビタミンC誘導体配合)を選び、皮脂バランスを整え、毛穴ケアを行います。
このように、季節などに適した化粧水であるかどうかもチェックしたいところです。
パッチテストを行う
エイジングケア用の化粧水には、保湿成分や美容成分が多く含まれている場合があります。
しかし、40代、50代の肌は成分に敏感に反応することがあり、特定の成分によって赤みやかゆみ、刺激が生じる可能性があります。
そこで、パッチテストにより、化粧水の成分が自分の肌に適しているかを確認できるため、安全性を高められます。
加齢とともに、乾燥肌や敏感肌、脂性肌など肌質が変わる場合があります。
自分では気づいていない肌の変化がある可能性があるため、パッチテストを通じて化粧水が現在の肌状態に適合しているかを確かめることが大切です。
おすすめのプチプラ保湿化粧水7選

ここからは、本題である40代・50代女性におすすめの化粧水を7点ご紹介していきます。
選択肢が豊富にある中で、本当にいい化粧水はどれなのか、という点に着目し、厳選した商品を集めました。
どれも人気の高い製品ばかりですので、是非とも参考にしてみてください。
ちふれ 濃厚 化粧水
まずおすすめする50代向けの化粧水は「ちふれ 濃厚 化粧水」になります。
ドラッグストアでも簡単に購入できるちふれの化粧水で、とろりとした感触で肌に溶け込み、しっとりやわらか肌にしてくれます。
エイジングサインは気になるけど、何から始めたらいいか分からない…そんなファーストエイジングケアを応援するシリーズです。
美しい女性に例えられる花「芍薬」の根から抽出したエキス(保湿成分シャクヤク根エキス)と、うるおいを閉じ込めるヒアルロン酸(保湿成分)を配合しています。
ナチュリエ ハトムギ化粧水
続いておすすめする50代向け化粧水はプチプラ価格の製品で「ナチュリエ ハトムギ化粧水」です。
こちらもドラッグストアで購入可能な化粧水で、保湿成分として「ハトムギエキス」を配合し、肌に潤いを与えて健やかにキープするのが特徴的な製品となっています。
余計なものを入れないシンプルな処方で、肌質を問わずに使いやすいのも特徴。
ほてりをおさえて肌を引き締める働きもあるので、日焼け後のケアにも取り入れてみてほしいところです。
さっぱりとした使用感で、プレ化粧水としてもおすすめです。500mlの大容量なので、ローションパックやボディの保湿などにも惜しみなく使えます。
無印良品 エイジングケア化粧水 高保湿
「無印良品 エイジングケア化粧水 高保湿」も低価格ながらおすすめの化粧水です。
乾燥やハリ・ツヤ、年齢肌が気になり始めてきた方におすすめのエイジングケア化粧水で、無印良品が展開しているスキンケアシリーズの1本です。
中でも10種の天然成分と7種の機能成分を配合した、保湿力の高いタイプであり、岩手県釜石の天然水を使用した安心のスキンケアシリーズです。
高保湿タイプは、とろみのある質感で透明感+なめらかな肌に仕上げます。
ONE THING ツボクサエキス
「ワンシング ツボクサエキス」は、話題の美容保湿成分であるツボクサエキスを配合した化粧水です。
約3,000年前から肌に使われた成分として、野生の虎がケガをしたときに自ら身体にすり込むという言い伝えからタイガーハーブとも呼ばれています。
外部より刺激を受けた肌をやさしくいたわり、さらさらしたテクスチャーで浸透がはやく、べたつきにくいです。
ミスト、コットンパック、パッドといったように自身に合う方法で使うこともでき、全成分EWGグリーン等級、ヒト臨床試験済です。
肌ラボ 極潤ヒアルロン液
リーズナブルな人気の化粧水として「肌ラボ 極潤ヒアルロン液」もおすすめです。
肌が本当に求めるうるおいを追求した、「極潤」シリーズは、うるおい成分であるヒアルロン酸にこだわり抜き、必要のないものはできる限り削ぎ落として、配合成分と容器をシンプルに作られています。
肌が求めるうるおいを詰めこんだ化粧水として、4種類のヒアルロン酸を配合しています。
やさしいとろみで、たっぷりうるおい、使うたび、健やかな素肌にしてくれます。
弱酸性かつ無香料・無着色・オイルフリー・アルコールフリーという事で肌にも優しい設計です。
イニスフリー グリーンティーシードスキン
イニスフリーは韓国発祥で、日本でも人気があるブランドですね。
その中でグリーンティーシードスキンは、韓国で採れた茶葉から抽出したグリーンティーの成分が入った化粧水となっています。
さっぱり系のテクスチャーで、夏など暑い季節にもぴったりです。
さらっとした仕上がりですが、高保湿なので乾燥から肌を守ってくれます。
韓国ブランドですが、価格もそんなに高くないので、継続して使い続けられそうなところもおすすめポイントです。
ももぷりの潤いバリア化粧水
ももぷりの潤いバリア化粧水は、乳酸菌と桃セラミド配合の化粧水です。
肌に潤いを閉じ込めて、肌環境を整え、調子の良い肌へと変化していき、その上肌のバリア機能まで高めてくれます。
テクスチャーは少しとろみのある感じで、高保湿な化粧水です。
2022年LDKの年間ランキングで1位を受賞しているので、人気が高いことがわかりますよね。
保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸などが配合されていて、エイジングとしてもおすすめです。
まとめ

本記事では、40代・50代におすすめの化粧水をご紹介しました。
10~20代のころは、ニキビに悩んでいた方も、50代になりシミやシワの肌悩みを抱えている方も多いと思います。
50代になると肌のターンオーバーが遅くなるため、肌悩みが増加します。
50代向け化粧水を選ぶ時は、配合されている保湿成分や刺激成分の確認が大切です。
是非とも自分の肌に合う製品を見つけてみてくださいね。
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