ミネラルウォーターに含まれている成分や、それぞれの違いについて考えて選んでますか?
硬水と軟水の違いや、赤ちゃんにあげてもいいのはどれか?など、種類が多すぎて迷うことは無いですか?
人間にとって水は必需品、ならばコンビニで手に入る数あるミネラルウォーターの中から、人気にあるものを7つ選びます。
硬水と軟水の違い、成分の紹介、赤ちゃんには?など、色々調べてご紹介してみましょう。
市販のミネラルウォーターの成分は?
コンビニやスーパーで販売されている、ミネラルウォーターの成分について調べてみました。
メーカーによって成分が少し違うようなのですし、生産国でも違いがあるみたいです。
軟水、中硬水・硬水・・・それぞれの違いも調べてみましょう。
4大ミネラルの表記
ミネラルウォーターに含まれる4大成分について解説してみます。
- カルシウム・・・一番なじみのある成分で骨や歯を作っています。
- マグネシウム・・・カルシウムの働きを助けるのがマグネシウムで、一緒に取らなければ意味がないのです。
- カリウム・・・私たちの細胞そのものに含まれてる水分の中に多く存在しています。酸性・アルカリ性のバランスを整える働きや、血圧の急な上昇を防ぐ働きをします。
- ナトリウム・・・血液やリンパ液の中にあり、浸透圧を保つ働きや、カリウムと共に神経伝達をスムーズにする働きがあります。
PH値
PH値とは何なのか、値はどの位なのか。など調べてみましょう。
PH値とは・・・溶液にはそれぞれ性質があり、酸性・中世・アルカリ性とあり、それを分かりやすくしたのがPH値です。
その値が1~14迄あり、7が中性でそれより低いのが酸性、多いのがアルカリ性となります。
一般的に酸っぱいと感じるものが「酸性」で、スポーツドリンクやコーラなどもPHは低く酸性、逆に苦みが強い「アルカリ性」の食品はほとんどありません。
硬水と軟水の違い
ミネラルウォーターには「硬水」と「軟水」、その間の「中硬水」と三種類におおむね分けられます。
その違いがどのようなものなのか、分かっていれば選びやすくなると思うのでチェックしてみてくださいね。
硬度の違い
硬水と軟水の違いは【硬度】の違いです。
水1Lあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量で、WHO(世界保健機構)が定める基準では硬度120mg以上が硬水、120mg以下が軟水です。
一般的には100以下が軟水、101~300が中硬水、300以上が硬水です。
マグネシウムとカルシウムが多く含まれてる方が、硬水となります。
この二つのミネラル成分が多いことによって、《苦みがある》や《口当たりが重い》となります。
軟水の方が美味しい
軟水が美味しいと思うのは、「日本人が飲み慣れてる水・水道水が軟水」だからです。
まろやかな口当たりで飲みやすい、癖のない水なので飲料だけでなくお料理にも使えるお水です。
癖のない水なので、お料理にも使えます。日本料理の繊細な味付けの邪魔にならず、かえって引き立てる事になったりします。
でも、硬度が80以下の軟水は、シャープな口当たりですが、ミネラルにより少し重く感じるかも。
九州の水がそれにあたります。ぜひ、チェックしてみてください。
ミネラルウォーターは赤ちゃんのミルクに使える?
では、赤ちゃんのミルクには、ミネラルウォーターはどうなのでしょう、調べてみました。
ミルクにミネラルウォーターが使えない事はないですが、【硬度】に気を付けてください。
【硬度】の低い「軟水」を使ってください。【硬度・300mg/l以上】の硬水は使わないでください。
ミネラルの多い水は赤ちゃんの胃や腸・肝臓に負担がかかりすぎるからです。
軟水だから何でもいいわけでもありません。ミネラルウォーターでもミネラルの少ない物を選んでください。
『電解質の入ってない、ピュアウォーター』を選んで下さい。
ミネラルやイオン成分を取り除いた水をピュアウォーターといい、最近はウォーターサーバーなどでもみかけるようになってきています。
市販の人気ミネラルウォーター比較7選!
それでは、人気になってる市販のミネラルウォーターを7つピックアップしてみます。
FROM ATHLETES(フロムアスリート)
硬度55mg/lの軟水でとても飲みやすく美味しいミネラルウォーター。
『水の聖地』である長野県北安曇郡白馬村の水にさらにミネラルをブレンドしたこだわりの商品です。
人間の身体に限りなく近いPH値のため、体の水分を維持する保水性や効率よく水分を摂取する補給性などに優れています。
そのためアスリートや健康志向で毎日摂取する水にもこだわっている方には特におすすめの商品となっています。
おいしい水富士山
アサヒ飲料の商品、ほんのわずかなミネラル感により水の味を楽しめる、少し重めでありながらもシャープな印象、という声があります。
天然水 南アルプス
サントリーの商品 地下天然水を直接採水し、一度も空気に触れることなくボトリング。地域ごとに3種類の水が販売されてます。
アルカリイオンの水
キリンビバレッジの商品 富士山の水を電気分解したアルカリ水。まろやかな口当たり、癖がないので食事にあうが、天然水に比べ奥行きがない。
クリスタルガイザー
アメリカ産、独特の香りとかすかな苦みを感じるかも、アメリカの広大な自然が育んだ天然水、採水場と工場が同じ場所にありボトリングしている。
カークランド・シグネチャー スプリングウォーター
硬度がやや高めなので、飲みにくさを感じるかも、安価で適度なミネラルを摂取できるので常備したい人向け。
フィジーウォーター
南太平洋のフィジーの火山岩層によって自然濾過された水をボトリング。硬度が低いので重い口当たりだけど、甘みも感じられる水です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミネラルウオーターって、本当に沢山の種類が出ていて、何が違うのか分からないで何となくで買ってませんでしたか?
コンビニでも1棚全部がミネラルウオーター、なんて所もあるぐらいです。
硬水と軟水、ピュアなのかアルカリイオン入りなのか。 少しでもわかると選び方が変わりますよね。
健康の為、美容の為、いま人気なのを、とシチュエーション毎に選び変えて飲み慣れた水を楽しんでください。
コメント