非加熱ミネラルウォーターおすすめ7選!加熱との違いや特徴など解説

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ミネラルウォーターは、日本人にとって今や生活をする上で欠かせない存在となっています。

日本のミネラルウォーターの多くが加熱殺菌で作られている一方で、アメリカなどの国々ではオゾン殺菌や紫外線殺菌などの非加熱殺菌が主流となっています。

この記事では、「加熱」「非加熱」による両者の殺菌方法を比べた上で、非加熱殺菌にスポットライトを当てたおすすめ商品を7つ紹介していきます。

非加熱ミネラルウォーターとは?

非加熱ミネラルウォーターとは?

オゾン殺菌や紫外線殺菌など、非加熱の殺菌処理をしているものを指します。

日本のメーカーで使用しているところは少ない一方で、アメリカではこれらの殺菌方法が主流となっています。

熱を加えたものに比べて、多くの二酸化炭素(炭酸ガス)やミネラル分が保たれたまま作られるため、水をより天然に近い形で美味しくいただきたい方にはおすすめです。

非加熱処理と加熱処理の違い

非加熱処理。アメリカではこの殺菌方法が用いられています。

オゾンや紫外線などで殺菌を行います。

熱を加えないため、水のおいしさの成分を逃すことなく作ることができます。

水を天然に近い形でいただきたい方、水のおいしさにこだわりたい方にはおすすめです。

加熱処理。日本のミネラルウォーターの多くがこれに属します。

日本の食品衛生法である「85度で30分以上加熱するか、それと同等の熱量を加えたもの」という定めに従って殺菌したものを指します。

非加熱に比べて、殺菌効果が高いため、安全面を気にする方にはおすすめです。

非加熱処理は危険じゃない?

日本では、水道水以外の水を販売するには、必ず水質検査の基準を満たさなくてはいけない規則があります。

代表的な基準が以下のものです。

  • カドミウム 0.003mg/L 以下
  • 水銀 0.0005mg/L 以下
  • 鉛 0.05mg/L 以下
  • シアン0.01mg/L 以下

など

現在国内で販売されているミネラルウォーターはこれらの全ての基準を満たしているため、加熱・非加熱に関係なく、衛生面においては問題なく安心して水を飲むことができます。

非加熱処理においても、厳しい基準に適合したもののみが流通するような仕組みになっています。

赤ちゃんにも大丈夫なのか

実際に非加熱処理された水が赤ちゃんの身体に直接ダメージを与えるかどうかは、はっきりとは分かっていません。

しかし非加熱処理では、ミネラル分などをたくさん残したまま製造されるため、消化機能が未発達な赤ちゃんへの負担がゼロとは言い切れないところがあります。

赤ちゃんが飲む粉ミルクには、既にミネラルを含めた主成分がたくさん含まれているため、かえって多くのミネラル分を摂取することとなり、消化不良を起こす可能性が高くなります。

もし心配であれば、非加熱処理された水を赤ちゃんに与えるのは念のため避けておいたほうが良いでしょう。

非加熱ミネラルウォーターのメリット・デメリット

非加熱ミネラルウォーターのメリット・デメリット

非加熱処理をされたミネラルウォーターと一概に言っても、やはりメリット・デメリットはそれぞれあります。

非加熱ミネラルウォーターを検討される方は、事前に良い点、悪い点それぞれを知った上で選んでみると、より安心してお水を飲めるのではないでしょうか。

メリット

・天然本来の美味しさを楽しめる

熱を加えないため、天然水に本来含まれる炭酸ガス(二酸化炭素)、ミネラル成分、酸素成分を保ったまま製造されます。

自然に存在する地下水に極めて近い、風味豊かな品質の高い水を楽しむことができます。

・栄養分が豊富に摂れる

非加熱であるため、身体に有益な微生物や酸素成分の多くを水中に含んだまま、製造されます。

また、ミネラル成分を代表とする天然成分が多く含まれるため、健康に非常に良い仕上がりとなっています。

デメリット

・維持コストがかかる

オゾン・紫外線殺菌のほか、フィルターを用いて殺菌する場合もあるため、維持コストがかかります。

また熱を使わない分、生産工程をクリーンにした上で製造する必要性があります。

コストがかかる分、それらが天然水の価格にも反映されます。

・安全性が低い

食品衛生法によって加熱がされている加熱方式に比べると、安全性に欠けるといった見方もあります。

しかし、実際に政府が設定する水質の基準を通過しているため、その品質は厳重に保たれています。

非加熱ミネラルウォーターおすすめ7選!

非加熱ミネラルウォーターおすすめ7選!

自然本来のおいしさが詰まった非加熱ミネラルウォーターですが、その種類はたくさんあります。

ミネラルやカルシウムなどの各成分をどれだけ含んでいるのか、硬度はどれくらいなのかなどでその口当たり、美味しさは変わってきます。

それぞれの商品の際立つ特徴を取り上げながら、おすすめの非加熱ミネラルウォーターを7つ紹介してきます。

非加熱のミネラルウォーターを選ぶ際には、ぜひ参考にしてみてください。

ミネラルウォーター LDC 自然の恵み 天然水

比較的安価に、コスパ良く非加熱ミネラルウォーターを手に入れたい方におすすめの商品です。

コーヒーや料理などオールマイティーに使えるためとても便利です。

ペットボトル素材が柔らかいので、ゴミで捨てる時にコンパクトにまとめられる点も助かります。

温泉水99

鹿児島の垂水温泉、火山帯の地下750mより47℃で湧き出す天然のアルカリイオン水です。

硬度が非常に低い軟水のため、まろやかで口当たりが柔らかく、美味しくたくさんいただけます。

Ph値が9.5-9.9と非常に高く、美容と健康に最適のミネラルウォーターとなっています。

白神山地の水

天然のダムと言われるほど保水力に優れたブナの森によって浸透・ろかされた天然水です。

硬度が0.2と非常に柔らかく、酸素が多く含まれているため、癖がない純粋な味わいを楽しむことができます。

世界遺産の大自然が生んだ味わいを是非ご堪能あれ。

クリスタルガイザー アルパインスプリングウォーターペットボトル

米国カルフォルニア州北部にある霊峰マウントシャスタの麓で取れた水をそのままボトリングしています。

カルシウム、ナトリウムなどが非常に多く含まれた天然成分豊富な一本となっています。

新鮮さ、純粋さ共に日本人の味覚に非常にマッチしたミネラルウォーターとなっています。

龍泉洞の水

天城山地下1000mから湧出し、天然の濾過器を通った深層水です。

水の分子が極めて低いミクロクラスターのため、非常に身体に浸透しやすく飲みやすいです。

静岡県生活科学センターにて無菌検査された、洗浄度の高い安全な水となっているのも特徴です。

金城の華 純天然のアルカリイオン水

島根県金城町地下300mの花崗岩下から噴出した天然水です。

Ph8.2のアルカリイオン水で、たくさん甘味があり、まろやかな口当たりが特徴のミネラルウォーターです。

2011年にはモンドセレクション最高の金賞を受賞しています。

養老の天然水

日本三大銘水に認定されている天然水です。

日本でも稀有な石灰山の岩層に雨水が染み込み流れ、通常の約2倍のカルシウムやマグネシウムの成分が含まれています。

身体が自然に喜ぶような美味しさを味わえるミネラルウォーターとなっています。

まとめ

まとめ

ミネラルウォーターと一概に言っても、「非加熱」「加熱」というキーワードに焦点を絞ることで、それぞれの商品が持つ特徴をより詳しく知ることができました。

次にミネラルウォーターを買うときには、ぜひラベルや商品情報を見ながら、どのような成分が含まれているのか、非加熱処理されているものなのかなどに着目してみると、よりミネラルウォーターライフを楽しく豊かに過ごすことができるのではないでしょうか。

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