ナチュラルミネラルウォーターおすすめ7選!特徴や価格帯など紹介!

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店頭や通販サイトには、さまざまな種類の「水」が並んでいます。

中身はどれも同じように見えますが、それぞれに違った特徴があります。

本記事では、その中の1つ「ナチュラルミネラルウォーター」について詳しく解説します。

比較的入手しやすい商品を中心に、おすすめ7選も紹介しますので、購入の際はぜひ参考にしてください。

ナチュラルミネラルウォーターとは?

ナチュラルミネラルウォーターとは?

「ナチュラルミネラルウォーター」と表記するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

他のミネラルウォーターとの違いや、それによって価格帯が変わるのかどうかなど、消費者にとって気になる点についても解説します。

ナチュラルミネラルウォーターの定義

ミネラルウォーター類の品質表示ガイドラインによると、以下の2つが「ナチュラルミネラルウォーター」の定義です。

「地中でミネラル分が溶解した水(地下水)を使用する」

「沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理をしない」

平たく言うと「天然由来のミネラルを含む水」に、「安全性を確保するために必要な処理だけを施したもの」ということです。

また、必ずしも「天然水=ナチュラルミネラルウォーター」とは限らないので注意しましょう

他のミネラルウォーターとの違い

他のミネラルウォーターには、沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理が施されています。

複数種類のブレンド・オゾン殺菌・エアレーション(空気にさらす)などがそれに当たります。

さらに、ミネラル分を人工的に添加したものも、ミネラルウォーターとして認められています。

つまり、ナチュラルミネラルウォーターは、他のミネラルウォーターよりも自然の状態に近いといえるでしょう。

単一の産地から採取した水だけを使用しているという点も特徴の一つです。

価格帯は変わる?

ナチュラルミネラルウォーターは、他の水と比べると、処理工程が少ない水です。

しかし、必要最低限の処理だけで済むのは、採水時の鮮度と品質が保たれているからです。

そのための施設や技術、管理体制にコストがかかるので、価格帯はやや高めになります。(1.2倍前後)

また、メーカーの知名度によって市場価格が左右されることもあります。

「よく見る名前だから信用できる(少々高くても買う)」といった、いわゆる「ネームバリュー」です。

水道水とミネラルウォーターの違い

水道水とミネラルウォーターの違い

日本の水道水の安全基準は世界でもトップクラスですが、ミネラルウォーターはそれ以外の面も優れています。

2つを比較した場合のミネラルウォーターのメリットと、水道水のデメリットおよびその解消法について解説します。

ミネラルウォーターの方が良い理由

水道水は、必然的に蛇口から出るものを使うしかありません。

一方ミネラルウォーターは、好みや用途に合わせてたくさんの種類から選べます。

軟水・硬水を使い分けることで、料理の味と香りをよりいっそう引き立てることもできます。

例えば昆布などの出汁を取る際は、繊細な風味を損なわない軟水が向いています。

クセの強い肉や野菜のアク抜きをする場合は硬水がおすすめです。

しかもそれ以前に、「そのまま飲んでも美味しい」という最大の利点も持ち合わせています。

水道水のデメリット

水道水は消毒用に塩素(主に次亜塩素酸ナトリウム)が使われています。

安全基準をクリアするために必要な処理とはいえ、特有のにおいが苦手な人も少なくないでしょう。

もちろんそのまま飲んでも害はありませんが、美味しく飲みたい場合は5~10分沸騰させてください。

また、塩素を含んだ水道水は魚や両生類に悪影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。

市販の塩素中和剤を使用するか、容器に溜めて一晩放置してから使用してください。

ナチュラルミネラルウォーターおすすめ7選!

ナチュラルミネラルウォーターおすすめ7選!

数あるナチュラルミネラルウォーターの中から、おすすめの商品を7つ紹介します。

基本的には「そのまま美味しく飲めるもの」を選びました。

それぞれの特徴と、メリット・デメリットを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

サントリー 天然水

甲斐駒ヶ岳の水源から汲み上げた水を、空気に触れさせないクリーンな環境で加工しています。

味に丸みがあり、どちらかというと苦味よりも甘味を感じます。

喉越しはシャープであっさりしているため、食事中に飲んでも料理の味を邪魔しません。

なめらかでクセがなく、飲みやすい軟水です。

一方で「これといった特徴がない」と評されることもあります。

また、他の商品に比べて販売価格がやや高めなので、度々購入するよりもまとめ買いがおすすめです。

アサヒ おいしい水六甲

富士山麓・六甲山系の地層から汲み上げた水を原水として使用しています。

口当たりがやさしくまろやかで、ほんのりと甘味を感じます。

それでいてキレのある喉越しと、さわやかな後味も楽しめます。

ほとんどクセがなく、全体的にバランスの取れた軟水ですが、「苦味を感じる」という声もあります。

どうしても気になる場合は、苦味とうま味が調和する緑茶などを淹れる際に使用しましょう。

硬度も適しているのでおすすめです。

伊藤園 磨かれて、澄みきった日本の水 信州

2種類の特殊なフィルターを使い、水特有の臭みと微細な不純物を丁寧に取り除いています。

採水地は北アルプスの麓、緑豊かな長野県安曇野です。

硬度は低めですが、口に含んだ時に感じる微かな塩味がフルーティーな風味を引き立てます。

ただし、その特徴は「鼻から抜ける甘い香りが気になる」という短所にもなり得ます。

とはいえまったくと言っていいほど苦味がないので後味は良好です。

また、「信州」の他に、「島根」を採水地とする商品もあります。

い・ろ・は・す ラベルレス

採水地は国内限定の6か所、それぞれ硬度に違いはあるものの、すべて軟水です。

甘味と苦味、どちらも主張せず、双方のバランスが取れた飲みやすい水です。

しかも余計な味がしないため、口に含んだ瞬間から後味まで、これといった違和感がありません。

舌触りが良く喉越しもスムーズなので、スポーツのあとや暑い日の水分補給に向いています。

「容器がやわらかすぎて持ちにくい」という声もありますが、中身の水に関してはおおむね好評です。

い・ろ・は・す 天然水 ラベルレス(2000ml*12本セット)【いろはす(I LOHAS)】

やわらか天然水<キリン>

通販限定、持ち運びに便利な飲みきりサイズ(310ml)の商品です。

大自然に囲まれた群馬県吾妻郡嬬恋村を取水地とし、非加熱製法を採用しています。

硬度は19、軟水の中でもかなり硬度の低い水といえるでしょう。

ミネラルが少ない分、苦味や雑味といった味の引っかかりがなく、水本来の甘さを感じることができます。

口当たりもまろやかでサラッと飲めます。

ただし、値段としてはやや割高なので、まとめ買いがお勧めです。

伊藤園 エビアン

採水地はフレンチアルプスの中心、自然保護区の地層をゆっくりと流れる水には多くのミネラルが含まれています。

特有の塩味はありますが、「えぐみ」などの嫌な雑味はなく、なめらかな口当たりの硬水です。

ただし、後味に多少の重さを感じるので、「飲みやすさ」という点では軟水に軍配が上がります。

とはいえ、水分補給のついでにミネラルを摂取できる手軽さは大きなメリットです。

比較的値段が安く、継続購入しやすいのも魅力の1つです。

コントレックス

フランス・ロレーヌ地方のコントレックスという街で、約250年前に発見された湧き水を使用しています。

ミネラルの含有量がとても多く、硬水の中でもより硬度の高い「超硬水」に分類されます。

「水分を補給する」というよりも、日常的にミネラルを摂取することを目的とした商品です。

苦味が強く、口に含むと同時に「とろみ」と「重さ」を感じます。

いずれも飲みにくい原因ではあるものの、よく冷やすことでかなり軽減されるでしょう。

まとめ

まとめ

前半はナチュラルミネラルウォーターの定義と、他の水との違いについて詳しく解説しました。

後半のおすすめ7選では、軟水を5つ、硬水を2つ紹介しています。

硬度や産地の違いは、味だけでなく口当たりや喉越しにも表れるので、ぜひ一度飲み比べてみてください。

自分の好みを知ることで、お気に入りの一品が見つかるはずです。

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