赤ちゃんのミルク作りや水分補給の際に、どんな水を使えばいいか悩んだりしたことがある人は多いのではないでしょうか?
スーパーなどでは様々な水が販売されていますが、どんな違いがあるのか、赤ちゃんが飲んでも良いものなのか、すぐ分からないと思います。
そこで、今回は1歳の赤ちゃんでも飲んで大丈夫なミネラルウォーターを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
1歳の赤ちゃんのお水は何がおすすめ?
赤ちゃんに飲ませる水で悩んでいる方は多いと思います。できるだけ赤ちゃんに負担が少ない水を飲ませてあげたいですよね。
水には様々な種類があり、硬度、殺菌方法や産地で違った特徴があります。
安心して飲める水はどのようなものか、開封後はどれくらいまで大丈夫かなども解説しています。
水道水は良いの?
赤ちゃんに水道水をそのまま飲ませるのは体に負担がかかるためダメです。
水道水は消毒のためにカルキなどの不純物が含まれており、赤ちゃんの胃腸に負担がかかってしまいます。
もし水道水を飲ませる場合は、水道水を10分以上沸騰させて不純物を取り除きます。そして飲める温度まで冷ませば大丈夫です。
しかし注意して頂きたいのは、冷ました水道水を長時間放置すると雑菌が繁殖するため、早めに飲まないといけません。
水道水にはこのような一手間がかかり安全面にも気を使わなければいけないため、ミネラルウォーターか純粋をおすすめします。
ミネラルウォーターか純水を選ぼう
赤ちゃんにおすすめできる水はミネラルウォーターか純水です。
ミネラルウォーターは水のみを原料とした清涼飲料水で、天然の地下水を殺菌消毒されているため安心して飲むことができます。
純水はフィルターろ過によって水の中に含まれている不純物やミネラルをほとんど無くした状態の水です。
不必要なものを取り除いた純水も赤ちゃんにとって優しい水と言えます。
ミネラルウォーターと純水はどちらも安心して赤ちゃんに与えることができますが、ほとんど何も含まれていない純水の方が少しだけおすすめできます。
硬度に注意!
ミネラルウォーターには硬水と軟水に分けることができ、マグネシウムやカルシウムの含有量によって呼び方が変わってきます。
1Lあたりに含まれている含有量によって軟水か硬水かが決まります。
- 60mg/L以下:軟水
- 60~120mg/L:中軟水
- 120mg/L以上:硬水
硬度が高いと消化するとき胃腸に負担がかかってしまいますので、赤ちゃん用の水は軟水を選んだ方が良いです。
調乳用水の選び方
赤ちゃんにはミネラルウォーターや純水がおすすめですが、水には様々な種類があります。
殺菌方法や産地・ブランドがあるため、どれを買えばいいか迷われると思いますので、それぞれの特徴や違いを説明していきます。
種類で選ぶ
ミネラルウォーターは軟水と硬水に分けられますが、赤ちゃんの内蔵の負担を減らすためには軟水を選んだほうが良いです。
純水は、ほとんど不純物が取り除かれた水になっていますので、消化するときに一番消化が少なくて済む水になっています。
ウォーターサーバーは冷水と温水に分かれていますので、温かい水がすぐに欲しい時に便利です。
殺菌方法で選ぶ
殺菌方法には、加熱殺菌と非加熱殺菌(ろ過、紫外線殺菌、オゾン殺菌など)があり、それぞれ特徴があります。
加熱殺菌の水は殺菌効果が最も高いので安心でき、価格も安めになっています。
非加熱殺菌の水は味が美味しいですが、製造工程で手間がかかるので値段が少し高くなっています。
販売されている水の中には、加熱殺菌と非加熱殺菌の両方でで処理されているものもありますので、複数の殺菌方法だとより安心できます。
産地・ブランドで選ぶ
ミネラルウォーターは海外と国内で特徴が全然違っています。
海外のミネラルウォーターはカルシウムなどのミネラルが多く含まれていて、非加熱殺菌が一般的になっています。
国内のミネラルウォーターは加熱殺菌処理を義務付けられている事が多く、軟水がほとんどになっています。
国内でも南アルプス産の水は、自然のろ過作用によって不純物が多く取り除かれており、柔らかい舌触りなので赤ちゃんにとっても優しい水と言えます。
開封後の保存方法で選ぶ
開封後は空気中の不純物や菌が繁殖してしまいますので、できるだけ早く使い切ることがベターです。
水は30度~35度が最も菌が繁殖しやすい温度なので、常温保存なら当日中に使うのが好ましいです。
直射日光に当たる場所であると菌がすぐに繁殖していましますので、絶対に避けたほうが良いです。
温度変化があまりなく、低温で保存できる冷蔵庫がおすすめであり、2.3日であればあまり劣化せずに保存することができます。
1歳の赤ちゃんにもおすすめのミネラルウォーター7選!
硬度や殺菌方法など様々な違いがあるので、結局どのミネラルウォーターを購入すれば良いか迷われると思います。
赤ちゃんに負担がかからない安心して飲めるミネラルウォータはどんな商品があるか、おすすめのものを紹介します。
サントリー 南アルプスの天然水
サントリーの南アルプスの天然水は、人工的に成分の加工や添加をしていなく、自然本来の美味しさを生かしている安全な水です。
国内のミネラルウォーター売上ランキングでも上位に位置するだけあって、安心してあかちゃんにも使えるものとなっています。
コカ・コーラ 森の水だより 日本アルプス
コカ・コーラから発売されている20年以上愛され続けている軟水のミネラルウォーターです。
水を汲み上げてその場でボトリングするという採水地パック製法になっているのが特徴です。
ミネラル成分が少なくて赤ちゃんの体の負担も少なく、問題なく使ってもらえる商品だと思います。
赤穂化成 やさしい純水
赤穂化成から販売されているこの純水は硬度が0で非常に飲みやすい水になっています。
超微細ろ過をしているため、不純物がほとんど含まれていません。
化学物質の影響をほとんど無くしている商品なので赤ちゃんだけでなく、健康を意識している人にもおすすめできます。
アサヒ飲料 おいしい水 富士山のバナジウム天然水
人にやさしく、自然の美味しさを安心して味わえるナチュラルなミネラルウォーターです。
大地に降り注いだ雨が、長時間かけて地下深層に染み込み天然水となった水を外気に触れないように汲み上げられて製造されています。
無菌状態汲み上げられたミネラルウォーターなので赤ちゃんにそのままあげられますし、水分補給で飲むときにもピッタリの商品です。
コカ・コーラ いろはす
いろはすは赤ちゃんでも飲める水で、製造工程で加熱殺菌や無菌充填をしているので、煮沸することなくそのまま飲めるのが特徴となっています。
赤ちゃんの負担にならない軟水とミネラル量なのでミルクの調乳用としてもお使いいただけます。
ペットボトルがものすごく柔らかいので、潰して捨てるときもとても楽なのがありがたい商品です。
ピジョン ピュアウォーター
純水であるピジョンのピュアウォーターは、ミネラルをほとんど含んでいなく赤ちゃんの体への負担がとても小さいです。
加熱殺菌済みの純水なので必要な時にそのまま使っても問題ありません。
ミルクの栄養を崩すことなくお使いいただける商品です。
森永乳業 優しい赤ちゃんの水
赤ちゃんに安心して使える森永乳業から販売されている純水です。
不純物やミネラル成分を取り除いた北アルプスの自然水で、加熱殺菌されています。
あかちゃんの水分補給やミルク作りなど様々なシーンで使っても大丈夫です。
まとめ
赤ちゃんに負担がかからない安心して使えるミネラルウォーターの選び方とおすすめの商品を紹介しました。
赤ちゃんにおすすめのミネラルウォーターは、不純物があまり含まれていない国産の軟水であるミネラルウォーターか純水です。
殺菌方法や産地・ブランドも確認できるとより良いですね。
大切な赤ちゃんのために安心して使えるミネラルウォーターを選んであげて下さいね。
コメント