カカオは高い抗酸化作用が期待できる?効果や選び方、おすすめ5選も紹介!

ハウツー

チョコレートの原料であるカカオには、健康や美容、病気の予防にまで効果がある成分が多く含まれていることをご存じでしょうか?

一般的にあまり知られていないカカオが持つ栄養効果を解説していき、健康に気を遣い甘い物を控えがちな皆さんのおやつタイムを少しでも充実したものに変えられるよう今からご紹介していきます。

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カカオとは?

カカオとは?

カカオとは、アオイ科の常緑樹であり「カカオノキ」「ココアノキ」とも呼ばれています。

木に成る果実の種子が「カカオ豆」と呼ばれ、皆さんご存じの通りチョコレートやココアの原材料になります。

学名の Theobroma はギリシャ語で「神の食べ物」を意味しています。

カカオの主な成分

カカオは栄養価が非常に高く、さまざまな効果が期待できる食品として注目と人気を集めています。

下記にはカカオに含まれる主な成分と共に優れた効果について簡潔にまとめます。

『カカオポリフェノール』・・・肌老化の防止、動脈硬化の予防、アレルギーの改善、美肌効果。

『カカオプロテイン』・・・腸内環境を整える、便通を促進する。

『テオブロミン』・・・集中力・記憶力・思考力の向上、疲労回復効果、リラックス効果。

カカオの原産地

カカオの主な原産地は西アフリカ、東南アジア、中南米が中心です。世界有数のカカオ生産国として知られているのが西アフリカのガーナやコートジボワールになります。

カカオは、年間平均気温が27℃以上と気温差が小さく、高温多湿な熱帯でしか育ちません。また直射日光にさらされない半日陰であること、年間降雨量が1000mm以上であることも条件とされています。

これらの条件を満たす生産地は限定されており、主に北緯20度から南緯20度以内のエリアを「カカオベルト」と呼ばれています。

カカオには高い抗酸化作用がある!

カカオには優れた抗酸化作用が期待できます。その正体とは、カカオの種子を発酵させた「カカオマス」から抽出される「カカオポリフェノール」が豊富に含まれているからです。

抗酸化物質の一種であるこの成分は、体内で増えすぎた活性酸素を抑える働きを持ち、老化や病気を予防する効果が大いに期待できます。

また、「カカオポリフェノール」を摂取することでナチュラルキラー細胞という免疫細胞を活性化させ、インフルエンザなどの感染症の予防にも効果があります。

カカオの主な5つの効果!

カカオの主な5つの効果!

カカオにはあまり知られていない優れた効果が多くあります。

健康効果、美容効果、ダイエット効果、リラックス効果など、カカオに含まれている成分には私達の体にあらゆるメリットをもたらしてくれるでしょう。

下記にはカカオが持つ5つの効能について取り上げ詳しく解説していきます。

効果①:高血圧の改善

高血圧の状態を放置すれば、脳卒中や心筋梗塞という血管の病気から始まり、さらに悪化すれば重大な病気に繋がると言う悪循環をもたらします。

そこで、高血圧の改善に大いに期待できるのはカカオに含まれる「カカオポリフェノール」という成分です。この成分には血管内皮機能の改善および血圧低下作用があります。

血管内に生じた炎症を抑える働きと共に、腫れて狭まった血管を広くして血流を改善することで血圧が低下します。その結果、高血圧の改善に繋がります。

効果②:動脈硬化

動脈硬化とは、血管が老化や様々な危険因子によって硬く狭くなってしまう症状を言います。その原因となるのが、「悪玉コレステロールの酸化」です。

血管内で悪玉コレステロールが酸化することにより、血管に炎症や酸化ストレスをもたらし動脈硬化に起因します。

しかし、「カカオポリフェノール」には高い抗酸化作用と抗炎症作用があります。継続的に摂取することで悪玉コレステロールの酸化を抑え、血管内の炎症を改善し、動脈硬化の予防や血圧低下の効果が期待できます。

効果③:アレルギー改善

「カカオポリフェノール」には抗アレルギー効果も期待できることが、ここ近年で明らかになってきました。まず、アレルギー症状を抑えるには3つのポイントがあります。

1つ、アレルゲンに対して抗体が作られるのを防ぐ。

2つ、炎症やアレルギー反応に関与するヒスタミンの放出を抑える。

3つ、アレルギー疾患における炎症の一因にもなる好酸球の働きを抑える。

これら全てのポイントには活性酸素の働きが関与します。優れた抗酸化作用を持つ「カカオポリフェノール」の働きによって、活性酸素が抑制・除去されてアレルギーの予防や軽減に繋がります。

効果④:美容効果

カカオには健康効果のみならず、女性には嬉しい美容やアンチエイジングの効果も大いに期待できます。

肌トラブルにおいて代表的なのが、肌のしみ・しわ・たるみ・乾燥などでしょう。これらのトラブルは肌の老化、つまり活性酸素による肌の酸化が原因となります。

これらのトラブルを改善してくれるのが、優れた抗酸化作用を持つ「カカオポリフェノール」です。肌トラブルに起因する活性酸素を除去・抑制し、美容効果をもたらしてくれます。

また、カカオには「亜鉛」などのミネラル分も豊富に含まれているので、肌の乾燥予防、肌のキメを整える効果が期待できます。

効果⑤:脳の活性化

カカオに含まれる「テオブロミン」という成分は、脳内物質の「セロトニン(別名:幸せホルモン)」の働きを助長し、脳の活性化を促す効果を持つとされています。

集中力・記憶力・思考力の向上にも繋がり、学習効果の向上をもたらしてくれるでしょう。

また交感神経と副交感神経のバランスを調整する働きを担っており、リラックス効果や疲労回復効果が大いに期待できます。

「身体が疲れやすい」「緊張しやすい」「イライラしやすい」人には必須な成分と言えるでしょう。

効果⑥:便通改善

カカオにはタンパク質の一種である「カカオプロテイン」が含まれており、主に整腸作用、便通の改善に効果があります。

このタンパク質は消化されにくい特徴を持ち、小腸では消化吸収されずにはそのまま大腸まで届きます。

そして、便の元となってカサを増したり、腸内細菌のエサとなり腸内環境を整えることで便通改善効果に繋がります。また、「カカオプロテイン」には腸内細菌の善玉菌を増やす働きを持つと言われています。

善玉菌の増加は腸のぜん動運動を促し、腸の粘膜細胞が増殖し、腸の免疫力を高めることにも繋がります。即ち、「カカオプロテイン」には大腸がん予防の期待が持てるのです。

高カカオなおすすめの商品5選!

高カカオなおすすめの商品5選!

これまでにカカオが持つ優れた効能について取り上げてきました。

カカオが持つ健康効果、美容効果、リラックス効果など効率よく摂取するには、やはりカカオの含有量が高い「高カカオチョコレート」を習慣的に摂取するのが良いでしょう。

そこで、「チョコレートは明治♪」のCMでお馴染みの株式会社明治が販売している商品の中でお勧めするものを5つご紹介していきます。

明治チョコレート効果カカオ72%

参考価格228円。カカオポリフェノール量「一枚あたり127mg」「一箱あたり1905mg」。

使用するアレルギー物質「乳成分・大豆」。28℃以下で保管してください。

華やかな香りとほど良い苦みが特徴で、初めて高カカオチョコレート試される方には箱タイプがお勧めです。15枚入り全て個包装ですので、食べ過ぎてしまうこともなくダイエットにも取り組みやすいでしょう。

明治チョコレート効果カカオ72%コク深マカダミア

参考価格340円。カカオポリフェノール量「一箱あたり1331mg」。

使用するアレルギー物質「乳成分・大豆」。28℃以下で保管してください。

高カカオチョコレートの苦みが得意でない方にお勧めの商品となっております。

サクッとした柔らかなマカダミアナッツの食感に、上品な苦みが特徴の高カカオチョコレートが合わさって、コク深い味わいをお愉しみ頂けます。

明治 チョコレート効果カカオ72% コク深マカダミア 9粒 ×10個

明治チョコレート効果カカオ72%蜜漬けオレンジピールパウチ

参考価格190円。カカオポリフェノール量「一袋あたり654mg」。

使用するアレルギー物質「乳成分・大豆・オレンジ」。28℃以下で保管してください。

持ち運びに便利なパウチタイプとなっております。デスクで頑張る人、集中したい時、ちょっとした間食にお勧めです。

カカオ分72%の高カカオチョコレートと相性の良いオレンジピールを包みこんだ、フルーティーで食べやすい商品となっております。

明治 チョコレート効果カカオアイス

参考価格160円。カカオポリフェノール量「一個あたり635mg」。

使用するアレルギー物質「乳成分」。-18℃以下で保管してください。

1カップで、1日分の推奨量であるチョコレート効果カカオ72%5枚分のカカオポリフェノールをアイスで摂取することができます。濃厚なのに後味がすっきりしており、夕食後のデザートやお風呂上りの一服には最適な商品となります。

明治 チョコレート効果カカオ95%

参考価格222円。カカオポリフェノール量「一枚あたり174mg」「一箱あたり2088mg」。

使用するアレルギー物質「乳成分・大豆」。28℃以下で保管してください。

カカオ成分95%の本格ビターチョコレートです。

苦味と酸味のバランスが絶妙で、上質なカカオ感をお愉しみ頂けます。健康第一、カカオの成分を余すことなく身体に取り入れたい方にお勧めの商品となっております。

まとめ

まとめ

チョコレートと言えば、「虫歯になりやすい」「太りやすい」「食べ過ぎると鼻血が出る」などとマイナスなイメージがあるかと思います。

しかし、医学的にはそのような根拠はなくカカオは健康食品として注目と人気を集めているのです。

仕事や家事の休憩時には、コーヒーや紅茶と共に高カカオチョコレートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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