トマトには活性酸素を除去する効果がある?リコピンの特徴を解説!

ハウツー

トマトには、たくさんのリコピンが含まれており、リコピンには高い抗酸化作用があります。

抗酸化作用は、活性酸素を発生するのを抑えてくれる効果があります。リコピンを摂れば活性酸素の増えすぎるのを防いでくれます。

そこで、リコピンの特徴を解説していきたいと思いますので是非、参考にしてみて下さい。

LINEバナー

活性酸素とは?

活性酸素とは?

活性酸素って聞いた事があるけど一体何?って思っている人もいると思います。

活性酸素とは、体の中で発生し、細胞などにダメージを与えて、体を酸化させてしまう物質のことを言います。

活性酸素の原因の一つは、呼吸で酸素を取り込むとその一部が活性酸素に変わり、紫外線やストレスなどでも発生しますが、体の中の抗酸化作用によって抑えられている事がわかっています。

抗酸作用は20代をピークに弱くなってしまい、加齢とともに活性酸素が発生しやすくなってしまいます。

体の中に活性酸素がたくさん発生すると、正常な細胞や遺伝子を攻撃して、生活習慣病や老化、ガンや動脈硬化などいろいろな病気の原因になると言われています。しかし、活性酸素には殺菌効果があって、体の免疫機能を高めてくれて、ウイルスや細菌感染を防いでくれる働きもしてくれます。

トマトには活性酸素を除去する効果がある?

トマトには活性酸素を除去する効果がある?

トマトは、リコピン、ビタミンC、カリウムなどを多く含む野菜なので、抗酸化作用や活性酸素除去能力があります。

活性酸素は普通の酸素に比べて、酸化力が強い酵素のことで細菌などを退治してくれますが、活性酸素が過剰になると組織も傷つけてしまいます。その活性酸素を除去するためには抗酸化作用が必要になります。

トマトに多く含まれているリコピンに抗酸化作用があるので、トマトを食事に取り入れるようにしましょう。

トマトに含まれる3つの栄養素と効果

トマトに含まれる3つの栄養素と効果

トマトには抗酸化力の強いリコピン、塩分を排出して血圧を下げてくれるカリウム、美肌のために必要なコラーゲンの生成を助けるビタミンCといった栄養素が含まれています。

その3つの栄養素の効果をそれぞれ、解説していきたいと思いますので参考にしてみて下さい。

①リコピン

リコピンはトマトを赤くしている色素で、カロテノイドという成分であり、カロテノイドには、Bカロテンなども含まれています。

これらは、強い抗酸化作用があり、リコピンはその中でもカロテノイドの中で強い抗酸化作用があり、同じ効果があるビタミンEの100倍以上と言われています。

リコピンを摂れば活性酸素の増え過ぎを防げるので、シミ、しわ、生活習慣病などの予防にもつながります。

リコピンを効果的に摂るには、トマトをミキサーにかけたりして加熱調理をする事で、体内に吸収されやすくなるのでおすすめです。

②カリウム

カリウムはミネラルの1つで、成人の体内には約200g含まれていると言われています。

カリウムの大部分は、細胞内に存在していて、細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりする役割をしています。それに、体の余分な塩分を尿として排出してくれるので、体の浮腫や高血圧を解消してくれます。

カリウムは煮たり茹でたりすると栄養素が逃げてしまうので、サラダなど生で食べるようにすると効果的です。

③ビタミンC

ビタミンCは、強い抗酸化作用があり、シミ、そばかすの原因となるメラニン色素が黒くなるのを防いでくれて、酸化してしまったメラニン色素を元に戻してくれるので、美白効果が期待できます。

ビタミンCが不足すると疲労感や出血しやすくなったりし、ストレスが多い人はビタミンCが消費されやすくなってしまいます。

体にとってもとても大切な栄養素の一つで、免疫力の向上、コラーゲン生成促進、ガン予防などの効果もあるので、積極的に摂取していきましょう。

トマトの栄養素を効率よく摂取する調理方法

トマトの栄養素を効率よく摂取する調理方法

リコピンは、熱に強い性質を持っているので、加熱して油と一緒に食べるといいと言われています。

加熱をすると水分が飛ぶので、少量でもしっかりリコピンがとれ、油と一緒に食べる事で吸収率が上がります。例えば、炒め物、パスタソースなどにすると栄養が取れるのでおすすめです。

トマトジュースに含まれているリコピンは、生食用トマトの2~3倍の吸収率があると言われているので、そのままジュースとして飲むのも良いですし、スープにして料理にするのも良いと思います。

トマトを摂取する際の注意点

トマトを摂取する際の注意点

いくら、体にいいからと言っても、摂り過ぎに注意が必要です。

トマトを食べすぎると、トマトの皮が消化されにくいので、下痢や、便秘になる恐れがあるので気を付けましょう。

トマトは体を冷やすとも言われているので、食べすぎて体を冷やさないようにしないといけません。

1日に4〜5以内にし、一度にたくさん食べずに継続的に食べるようにすると良いですね。

活性酸素を除去するための3つの生活習慣

活性酸素を除去するための3つの生活習慣

活性酸素が発生する原因は、ストレス、排気ガス、紫外線など日常生活にあります。

活性酸素を除去するためには、程度な運動、十分な睡眠、バランスの良い食事を心がけるようする事が大切になります。

この3つの生活習慣をそれぞれ解説していくので毎日の生活を見直して取り入れてみて下さいね。

①適度な運動

運動といっても激しい運動は呼吸量が増え、活性酸素の発生を促してしまうので、軽めの運動をし、抗酸化酵素の働きを高めて、体の酸化を抑えると良いでしょう。

適度な運動は、血液、リンパ液、胃腸、気などの流れを改善してくれるので、基礎代謝を高めてくれて、酵素の供給がスムーズに行われます。

新陳代謝が活発になると、血行が良くなり、体温も上がるので酵素の活性が高まります。

疲れを感じないように気持ちよく感じられるような軽めの運動をしましょう。ウォーキングやストレッチなどがおすすめです。

②十分な睡眠

睡眠不足も重要な問題で、日本人は睡眠時間が短いと言われています。

睡眠不足になると生活習慣病や鬱、免疫力の低下のリスクを上げるので睡眠について見直してみましょう。

睡眠不足になると活性酸素が増加するので、十分な睡眠を取るようにし、できれば7時間の睡眠をとるといいと言われています。

日頃から十分な睡眠をとり、体を健康に保ち抗酸化作用を意識して生活するといいですね。

③バランスの良い食生活

食べ物には活性酸素を抑えるいろいろな抗酸化成分が含まれているので、毎日の食事の中で多くの種類をバランスよく摂ると良いでしょう。

活性酸素を除去してくれる抗酸化食材を取り入れ、日々の食生活を改善していく事が老化防止にも効果的です。

バランスの良い食事とは、1日3食を基本にし、主食、主菜、副菜、食べ物や飲み物などを正しく摂取していく事なので栄養のバランスをよくし、生活習慣病などの病気を発症しないようにしていきましょう。

まとめ

まとめ

トマトには活性酸素を除去する効果がある事がわかりました。

トマトに含まれているリコピンは、活性酸素の増え過ぎを防いでくれるので生活習慣病、シミ、しわなどの予防になるので継続的に適量を食べ、いつまでも若々しく健康で暮らしていきましょう。

LINEバナー

コメント

タイトルとURLをコピーしました