みなさんは活性化酸素という言葉を知っていますか？
知っている人は、活性化酸素の産生を防ぐために、意識的に取り組んでいることはありますか？
活性化酸素は増えすぎると、健康を害する原因の一つになりますが、そもそも活性化酸素とは何なのでしょうか。
この記事では、活性化酸素が引き起こしてしまう弊害について解説し、活性化酸素を減らす方法についても紹介します。
活性化酸素について理解し、健康な身体作りの手助けになればと思います。
健康的な身体作りをしたい人は参考にしてみてくださいね。
活性化酸素とは？
私たち人間は、呼吸をすることで酸素を取り込み、エネルギーを全身に巡らせています。
取り込んだ酸素のうち、約2％が活性化酸素になるといわれ、健康な人の体でも活性化酸素は作られています。
その活性化酸素は細菌やウイルスを攻撃する大切な役割を持ちますが、増えすぎると自身の細胞を傷つけてしまいます。
この章では、活性化酸素が増えると、私たちの体にどのようなことを引き起こしてしまうのか紹介します。
活性化酸素について知識を深めたい人は読んでみてくださいね。
老化の原因になるってホント？
活性化酸素が増えると、細胞を傷つけてしまうとお話しました。
活性化酸素をわかりやすく食べ物で例えると、りんごを半分に切った際、時間がたつと茶色く変化しますよね。
これは、切り目が酸素に触れているために起こる変化です。
体内で起こると、細胞やDNAを傷つけ、年齢を重ねれば重ねるほど細胞の再生力は低下します。
そのため、病気を引き起こしやすくなったり、肌のくすみやシミ、シワができやすくなり、老化の原因にもなります。
活性化酸素の増える要因としては、乱れた食生活、紫外線、ストレス、過度な運動などがあります。
「寝ても疲れがとれない」「緊張している状態が長い」という人は、自分でも知らない間に活性化酸素が増えているかもしれません。
それ以外にも、ストレスを感じやすい人、外での仕事が多い人などは老化が進行しやすいため注意が必要です。
抗酸化作用で活性酸素を除去できる
抗酸化作用とは、体内で増えた活性酸素を除去し、活性化酸素から自身の体を守ることをいいます。
抗酸化作用は、自身の体に備わっていますが、20代をピークに加齢とともに作用能力は低下していきます。
そのため、抗酸化力の高い物質を補っていくことが大切です。
抗酸化作用力は、生活習慣や年齢により異なりますが、体内の抗酸化作用を向上させることで活性化酸素を除去する力が高まります。
毎日の食事で野菜や果物をバランスよく摂取したり、日常生活において活性化酸素を増やさないよう意識し行動することで、発生を抑えることができます。
年齢とともに抗酸化作用も衰えていくからこそ、自身の生活を見直していくことが大切です。
活性化酸素を減らす方法
活性化酸素は私たちが健康な生活を送る上で大事な役割を担います。
しかし、日々の生活で増えてしまうため、減らすことが大切です。
では、活性化酸素を減らすために、私たちが取り組むことができることはあるのでしょうか。
この章では、活性化酸素を減らすための方法について紹介します。
食生活が乱れていたり、年齢に伴い体の回復が追いつかない人など、活性化酸素の発生を抑えたい人は参考にしてください。
紫外線を避ける
肌を綺麗に保ち続けるためには、肌への刺激を避けることが大切です。
紫外線を浴びると表皮で吸収され、メラニン色素が増えることにより肌が酸化されてしまいます。
それだけでなく、肌の弾力に必要不可欠なコラーゲンやエラスチンが壊されてしまいます。
紫外線を浴び続け、ダメージ状態が蓄積されることで、肌のくすみやシミ、シワの原因に繋がります。
年齢とともに肌が老化していくことは当たり前のことですが、紫外線により肌が老化するスピードが加速してしまうのです。
特に、外にいる時間が長い人や日焼けをする人は注意が必要です。
日焼け止めクリームを塗ることや日傘をさすなどして、紫外線対策を行うことをおすすめします。
激しい運動を控える
運動をすると酸素を多く必要とするために、呼吸量が増加します。
たくさんの酸素を取り込むことで、活性酸素の発生も増えてしまうのです。
激しい運動をすると、筋肉痛になる人も多いかと思いますが、この筋肉痛は活性酸素が増えることにより、筋肉細胞の膜がつぶされることで発生しています。
毎日ランニングや過酷なトレーニングをする人、スポーツ関係の仕事をしている人は注意が必要です。
運動は健康を維持するために大切ですが、激しい運動よりはストレッチやウォーキングなどの無酸素運動をすることをおすすめします。
ダイオキシンに気を付ける
ダイオキシンは、毒性が強いといわれています。
ダイオキシンが体内に取り込まれると、人体にもともと含まれている物質と結びつくことで活性酸素が大量に発生されてしまいます。
細胞やDNAが傷つくことで、生殖機能や成長面に問題を引き起こしたり、発がん性も高いため注意が必要です。
ダイオキシンは廃棄物の焼却時に発生しますが、その煙が空気と共に流れることで、大気や土壌、海や川を汚染します。
その影響で家畜や穀物、野菜、魚、空気が汚染され、それを摂取することで人体にも被害が及んでいるのです。
ダイオキシンは脂肪に溶けやすく、脂肪の多い魚や肉、乳製品、卵に多く含まれやすくなっています。
ダイオキシンを減らすために、ごみの分別を徹底することや、リサイクルを通して焼却物を減らすなどみんなが意識することが大切です。
特に、産業廃棄物業や解体業者、化学工業で働く人はダイオキシンを浴びる可能性が高いため注意が必要です。
禁煙、禁酒
タバコの煙には活性酸素の産生を増加させる成分が多く入っています。
タバコに含まれるニコチンは経皮吸収されますが、煙が皮膚から体内に入り、表皮が活性酸素に脅かされることで、シミやシワなどの老化現象に繋がってしまいます。
それだけでなく、煙に含まれるタールという物質は体内の活性酸素と結びつくことで発がん性物質となり、病気のリスクも高まってしまうのです。
喫煙者や副流煙を日常的に吸っている人は注意が必要です。
飲酒も量によっては活性酸素の産生を助長してしまいます。
アルコールは肝臓で分解されますが、この分解作業にエネルギーを必要とし、酸素を使うため活性酸素が発生されてしまいます。
過度な飲酒はこのアルコール分解が多く必要なために、活性酸素の発生も増加してしまうのです。
毎日たくさんの量のお酒を飲む人は特に注意をしたほうが良いかもしれません。
ストレスをため過ぎない
ストレスを感じると自律神経が乱れるため、血流も滞ります。
血流の流れが悪くなると、酸素や栄養素も全身に行き届かなくなり、老廃物は蓄積されてしまいます。
その流れを元に戻そうと働くことで、活性酸素が産生されてしまうのです。
これを繰り返すことで、体の酸化が促進されます。
そのため、日常的にストレスを感じやすい人は特に注意が必要です。
ストレスを感じにくい人も、夜間に何度も目が覚めたり、熟睡感が得られない、寝ても疲れがとれないなどの症状があるときは、ストレスが関係しているのかもしれません。
なるべくストレスを溜め込まず、こまめに発散することをおすすめします。
良質な睡眠を心がける
私たちの体は睡眠中にたくさんのホルモンが分泌されることで、疲労した体を回復させます。
このホルモンの中でも、メラトニンという睡眠ホルモンは抗酸化作用があり、アンチエイジングホルモンとも呼ばれています。
活性酸素は体がエネルギーを必要としている時に多く発生するため、脳が起きている時間帯は産生も多くなってしまいます。
反対に睡眠中は活性酸素の発生も緩やかになります。
しかし、睡眠中に何回も目が覚めたり、熟睡感が得られていない場合、脳も休息できていないために活性酸素の産生が増加してしまうのです。
ストレスと睡眠は大きく関係しており、ストレスを多く感じると熟睡感が得られにくい傾向にあります。
そのため、ストレスを感じる頻度が多い人や、不眠に悩む人は注意が必要です。
ストレス発散だけでなく、自身の体に合った寝具選びをしてみるのも良いでしょう。
活性化酸素を除去するのにおすすめなもの
活性化酸素は様々な要因で発生してしまいます。
生活習慣を見直すことも活性化酸素の発生を抑えるために必要ですが、普段の食事を見直すことが大切です。
では、具体的にどのような食事をすると良いのでしょうか。
この章では、活性化酸素を除去する食材や、抗酸化に期待できる水について紹介します。
食生活を見直したい人は参考にしてください。
抗酸化性のある成分を含んだ食材
抗酸化作用の多い成分には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEがあります。
これらは抗酸化ビタミンともいわれ、紫外線やストレス、喫煙などによって産生される活性化酸素の発生を抑制したり、傷ついた細胞の回復を早める効果があります。
このビタミンを含む食材には、かぼちゃやブロッコリー、トマト、パプリカなどの緑黄色野菜やいちごやキウイなどのフルーツが挙げられます。
ビタミンCは熱に弱いという性質があるため、生で食べることをおすすめします。
ビタミンAとビタミンEは一緒に摂取すると吸収率がアップし、抗酸化作用を高めることができます。
植物の皮にはファイトケミカルスという、植物だけが持つ抗酸化作用があるため、皮ごと食べることができる食物は皮も食べてみると良いでしょう。
水素水
水素水は、水素を溶解させた水のことをいいます。
水素は体内で、活性酸素の解毒や排出を促す作用があります。
また、活性酸素は有害活性酸素と無害活性酸素の2つがありますが、病気や老化を引き起こすものが有害活性酸素といわれています。
水素水には、この有害活性酸素を無害にする働きも持ち合わせています。
価格は商品やサイズにより異なりますが、500mlあたり120円から購入することができます。
スーパーやコンビニなどでも手に入りますが、通販でまとめ買いしたほうが安く購入できることもあります。
抗酸化に期待できる水「フロムアスリート」もおすすめ
フロムアスリートの採水地は、長野県北安曇郡白馬村です。
白馬村は水の聖地ともいわれ、水和されたケイ素を多く含みます。
ケイ素は抗酸化作用が高いだけでなく、細胞を活性化させる作用や血流改善の効果も持ち合わせています。
独自の技術により、ミネラルもブレンドされており、不足しがちなミネラルの補給ができるのも魅力の一つです。
フロムアスリートはアスリートからの提案をコンセプトに作られたものですが、血液検査による実験も行われています。
この実験結果によると、フロムアスリートを飲んだグループは、一般的な飲料水を飲んだグループより抗酸化力が上がるということが判明されています。
抗酸化力を高められ、かつミネラル補給もできるため、栄養が偏りがちな人にとってもおすすめです。
まとめ
この記事では、活性化酸素が体にどのような悪さを引き起こしてしまうのか、活性化酸素の発生を減らす方法、抗酸化力を高める食事について紹介しました。
活性化酸素は病気や老化の進行を早めてしまうため、少しでも産生を抑える必要があります。
産生を抑えるためには、紫外線対策、適度な運動、ストレス発散、良質な睡眠、禁煙、禁酒などの生活習慣を心がけることが大切です。
さらに、食事では抗酸化力の高い食材を摂取することをおすすめします。
最近では水素やケイ素を含む水も販売されているため、意識的に取り入れてみることで活性化酸素の過剰産生を抑えることができるかもしれませんね。
みなさんがいつまでも健康で、若々しくいられるよう願っています。
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