優れた抗酸化成分「コエンザイムQ10」とは?主な働きやメリットなども解説!

ハウツー

こんにちは。健康や美容などで良く耳にするコエンザイムQ10。

「コエンザイムQ10とは」「コエンザイムQ10の効果や働きとは」など

よく耳にするけど詳細についてはあまり知らいないという方にコエンザイムQ10の主な働きやメリットなどについて説明、紹介していきます。

最後までお読みいただきコエンザイムQ10についてチェックしてみてください。

LINEバナー

コエンザイムQ10とは?

コエンザイムQ10とは?

コエンザイムQ10とは、補酵素と呼ばれる脂溶性の物質です。

私たちの体中の約60兆個ある細胞ひとつひとつに存在しているといわれています。

紫外線などによる肌細胞のダメージを防ぐ「抗酸化」にも優れた力を持っている為、アンチエイジング効果もあると言われています。

コエンザイムQ10の体による生産は加齢とともに減少していきますので体の働きを助けるためにも積極的に摂取する必要があります。

コエンザイムQ10の4つの働き

コエンザイムQ10の4つの働き

コエンザイムQ10には、4つの働きがあります。

  • 生命活動に必要なエネルギーを作る
  • 活性酵素による身体の酸化を防ぐ
  • 抗炎症作用
  • 一酸化窒素の産生

健康や美容に関して興味のある方におすすめの内容です。

それでは各項目について詳細について解説してきます。

働き①:生命活動に必要なエネルギーを作る

コエンザイムQ10は、摂取した食物をエネルギーに変える効果があります。

体の部分では特に心臓に多く存在しています。心臓は休むことなく血液を身体に送り続けているため、より多くのエネルギーを必要としているためです。

コエンザイムQ10はもともと体の中に存在していますが、加齢とともに減少していきますので、減少していく分を食事で補う必要があります。

コエンザイムQ10を摂取することによって、生命活動に必要なエネルギーの生産が助けられ、活性酵素による身体の酸化を防ぐことにつながりますので抗酸化作用があると言われています。

働き②:活性酸素による身体の酸化を防ぐ

先ほど抗酸化作用について少し触れましたが、コエンザイムQ10が健康や美容で取り上げられている点が加齢によって減少していくことを補うことによって活性酵素による身体の酸化を防ぐ効果があるとされているからです。

これにより、老化や生活習慣病を予防することにもつながります。

活性酵素は悪い細菌などを撃退する一面もありますが、過剰になると身体を老化させてしまいます。

活性酵素を抑えるために、ビタミンとコエンザイムQ10が必要となるということです。

働き③:抗炎症作用

身体に細菌やウイルスが侵入すると炎症がおきます。

炎症にもストレス起因のものなど様々ありますが、コエンザイムQ10にはその炎症を抑える効果もあるとされています。

そのため、ストレス、疲労、睡眠などに効果があるとされています。

先ほど活性酵素による細菌の撃退の話をしましたがそれに関連している効果です。

コエンザイムQ10には、活性酵素を減らす効果、活性酵素によって起きた炎症を抑える効果もあるということです。

働き④:一酸化窒素の産生

コエンザイムQ10には、血管を広げ一酸化窒素の産生を助ける効果があります。

これにより、血液の循環を良くし、血圧を抑制します。そのため、高血圧の予防にもつながります。

その他にも、一酸化窒素を保護する効果やビタミンEを再利用する効果もあります。

ビタミンEの再利用は、抗酸化作用にもつながりますので活性酵素による身体の酸化を防ぐことにもつながります。

コエンザイムQ10の働きを4つ紹介しましたが、それぞれが関連していてどの働きも身体に重要なものとなっています。

コエンザイムQ10が減少する原因とは?

コエンザイムQ10が減少する原因とは?

コエンザイムQ10が減少する原因は、加齢、ストレス、病気などが挙げられます。

様々な要因で、コエンザイムQ10は減少していきますが、原因を知れば予防にもつながります。

コエンザイムQ10の減少していく原因を知りたい方におすすめの内容にです。それぞれについて説明していきます。

加齢

加齢による減少は、自然的なものなので仕方ないのですが、20代をピークに減少していき、40代に入ると急激に減少すると言われています。

急激な減少は、体調を崩す原因にもなるのでサプリメントや食品によって摂取し補っていくことが必要になります。

コエンザイムQ10を含むものを積極的に摂取し抗酸化するようにしましょう。

抗酸化することにより、身体を健康に保つこともできますし、老化防止にもつながります。

自然的な減少を受け入れ、減少した分を補っていくことが重要です。

ストレス

ストレスや生活習慣の乱れもコエンザイムQ10が減少していく原因の一つです。

ストレスにより、活性酵素が過剰に生み出され、コエンザイムQ10の生産が追い付かず、結果として減少してしまいます。

活性酵素が過剰に増えると身体が酸化してしまうため、コエンザイムQ10を摂取し抗酸化する必要が出てきます。

ストレスをためないことも身体を健康に保つために必要なことです。

また、加齢と重複しますが、減少した分を補うことが身体にとって必要になってきます。

病気

原因はわかっておりませんが、心疾患や脳疾患、糖尿病、癌の方がコエンザイムQ10の数値が低くなっていることが多いそうです。

病気と直接関係はありませんが、服用している薬によって減少する場合もあります。

スタチン系などコレステロール値を下げる薬を服用すると減少すると言われています。

なぜ減少するのかというとコエンザイムQ10の生産過程と途中まで一緒であり、お互いに生成をしようとするため阻害しあってしまうのが原因です。

薬を服用している際にサプリメントなどを摂取して良いかなどは医師に相談し決めると良いでしょう。

コエンザイムQ10の種類

コエンザイムQ10の種類

コエンザイムQ10には、酸化型コエンザイムQ10と還元型コエンザイムQ10があります。

それぞれどのようなものなのかについて解説していきます。

コエンザイムQ10の種類が気になる方は確認してみてください。

酸化型コエンザイムQ10

酸化型コエンザイムQ10はユビキノンとも呼ばれ、抗酸化活性は示さないのが特徴です。

食品に含まれる酸化型コエンザイムQ10は、吸収後に小腸の細胞内で還元型コエンザイムQ10へと変換されます。

酸化型コエンザイムQ10から還元型コエンザイムQ10に変換する力は、先ほど説明した減少する要因とともに低下すると考えられています。

酸化型コエンザイムQ10は還元型コエンザイムQ10に変換されてこそ効果のあるものだと言えます。

還元型コエンザイムQ10

還元型コエンザイムQ10はユビキノールとも呼ばれ、コエンザイムQ10の活性型であるといわれています。

体内ではほとんどのコエンザイムQ10が還元型の形で存在しています。

コエンザイムQ10は、ビタミンEと共同で働くと言われています。

活性酵素とかかわる中で、還元型から酸化型に還元されたり、肝臓に運ばれて再度還元型に変化したりします。

酸化型コエンザイムQ10と還元型コエンザイムQ10の大きな違いは、抗酸化作用があるか、ないかの違いです。

コエンザイムQ10を多く含む食品

コエンザイムQ10を多く含む食品

コエンザイムQ10を多く含む食品をいくつか紹介していきます。

不足しているコエンザイムQ10は、外部から摂取することが必要になってきますので、食品によって摂取したい方におすすめの内容です。

それでは紹介していきます。

青背魚

魚類の中でもイワシが多くのコエンザイムQ10も含有量が多いと言われています。

イワシ1匹で大体6mgのコエンザイムQ10を摂取することができます。

鯖1匹では、大体4mgとされています。魚類を食べるとコエンザイムQ10も摂取でき抗酸化作用も期待できます。

その他にも、カルシウムやタンパク質、EPAなどを多く含んでおりますので、高血圧や成人病の予防にもなります。

コエンザイムQ10を摂取しつつ、ほかの栄養素も取り入れることができ魚類はおすすめの食品です。

肉類

肉の種類によって変わりますが100gあたり大体3mgのコエンザイムQ10が含まれています。

魚類同様摂取することで抗酸化作用が期待できます。

コエンザイムQ10の他にも牛肉、豚肉、鶏肉それぞれに共通している栄養素が動物性たんぱく質です。

動物性たんぱく質は、体内で生成できない必須アミノ酸を多く含んでいるため積極的に摂取していきたい栄養素です。

魚同様、コエンザイムQ10を摂取しつつ重要な栄養素を取り込める食品です。

大豆

大豆には100gあたり大体2mgのコエンザイムQ10が含まれています。

コエンザイムQ10の含有量は少ないですが、大豆には様々な栄養素が含まれています。

大豆たんぱく質は、必須アミノ酸がバランスよく含まれています。

大豆たんぱく質には、血中コレステロールの低下作用、肥満の改善効果などの生理機能があるといわれています。

また大豆には、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など様々な栄養素が含まれます。

コエンザイムQ10の含有量は少ないですが、ほかの栄養素とのバランスが良く健康商品の代表ともいえる食品です。

ナッツ類

ナッツ類には100gあたり大体3mgのコエンザイムQ10が含まれています。

ナッツの種類にもよりますが、肉類と同じ含有量です。

ナッツ類は栄養価が高く、便秘や高血圧、生活習慣病の予防・解消などに効果が期待できる食べ物です。

ナッツ類にはビタミンEを多く含むものもあり、コエンザイムQ10と相性が良いです。

コエンザイムQ10を摂取しながら、コエンザイムQ10の働きを助けるビタミンEも摂取できるため抗酸化作用に効果があります。

ほうれん草

ほうれん草には100gあたり大体1mgのコエンザイムQ10が含まれています。

コエンザイムQ10の含有量は少ないですが、美容への効果が大きい食品です。

栄養素でいうとβカロテンやビタミンC、食物繊維などです。食物繊維は、腸内環境を整えるうえでも重要な栄養素です。

どれも美容には欠かせない栄養素ですので、健康と美容の両面で考えている方におすすめの食品です。

コエンザイムQ10の含有量が少ない分、積極的に摂取していきましょう。

まとめ

まとめ

コエンザイムQ10の働き、コエンザイムQ10が減少する原因、コエンザイムQ10の種類、コエンザイムQ10を多く含む食品について解説・紹介をさせていただきました。

この記事を読んでいただき、それぞれについて知っていただければ幸いです。

健康や美容を考えるうえで必要なコエンザイムQ10を積極的に取り入れていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

LINEバナー

コメント

タイトルとURLをコピーしました